E1127

β-エストラジオール 17-(β-D-グルクロニド) ナトリウム塩

• 別名: 1,3,5(10)-エストラトリエン-3,17β-ジオール 17-グルクロニド, 3,17β-ジヒドロキシ-1,3,5(10)-エストラトリエン 17-グルクロニド
• 化学式: C₂₄H₃₁O₈Na
• CAS番号: 15087-02-2
• 分子量: 470.49
• MDL番号: MFCD00056557
• UNSPSCコード: 51111800
• PubChem Substance ID: 24894388
• NACRES: NA.77

特性

• 無菌性: non-sterile
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 溶解性: 0.1 M NaOH: 10 mg/mL, clear to slightly hazy, colorless to faintly yellow
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [Na].CC12CCC3C(CCc4cc(O)ccc34)C1CCC2OC5OC(C(O)C(O)C5O)C(O)=O
• InChI: 1S/C24H32O8.Na.H/c1-24-9-8-14-13-5-3-12(25)10-11(13)2-4-15(14)16(24)6-7-17(24)31-23-20(28)18(26)19(27)21(32-23)22(29)30;;/h3,5,10,14-21,23,25-28H,2,4,6-9H2,1H3,(H,29,30);;
• InChI Key: GPLPNZUTAJWRLU-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

β-エストラジオール17-(β-D-グルクロニド)ナトリウム塩は、UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼアッセイでβ-エストラジオール17-(β-D-グルクロニド)の量を測定するときの標準物質として使用されています。[1]ウシ卵丘卵母細胞複合体（COC）を成熟させるために使用する修正合成卵管液（m-SOF）の成分として使用されています。[2][3]

生物化学的／生理学的作用

エストラジオール17-(β-D-グルクロニド)（E217G）は、天然に産する抱合エストロゲンです。肝臓内で形成され、後に胆汁に排泄されます。妊娠後期にE217Gの濃度が上昇すると、胆汁うっ滞の発症につながります。これは、Dubin-Johnson症候群で高い頻度で生じる状態です。[4]

特徴および利点

本化合物は、ADME Tox研究用の製品として提供しています。他のADME Tox研究用製品を閲覧するには、ここをクリックしてください。他の研究領域用の生理活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302 + H312 + H332,H351
• 注意書き: P202 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Carc. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges