指示薬

滴定および他のアプリケーション用指示薬

私たちは、化学反応を観察するための高品質な指示薬の豊富なポートフォリオを提供します。メルクの製品はさまざまなパッケージ・サイズで提供され、お客様特定の用途に合う指示薬を購入できます。メルクの指示薬を使用することで、幅広い滴定タイプの終点を正確に決定できます。   

メルクの製品ポートフォリオ：

• 酸アルカリ（pH）指示薬
• 複合（金属）指示薬
• 蛍光指示薬
• 酸化還元指示薬

また、お客様の用途に合わせて正確にカスタマイズした特殊な指示薬も用意しています。メルクのすべての指示薬は、正確で信頼性が高く、再現性のある結果を得るために、厳格に試験されています。

酸アルカリ（pH）指示薬

酸アルカリ指示薬（pH指示薬）は、水溶液中の水素イオン（H⁺）または水酸化物イオン（OH^-）の濃度変化に応じて色の変化を示す弱酸性または弱塩基性の指示薬です。pH指示薬は、主に試験研究用途で使用され、酸塩基反応の終点や溶液中の酸やアルカリ含有量の定量に使用されます。酸塩基滴定のラピッド・エンドポイント（迅速終点検知）指示薬として使用すると、当量点で色が変化するため、滴定の終点を視覚的に認識できます。

複合（金属）指示薬

複合（金属）指示薬は、特定の金属イオンと錯体を形成することで明確な色の変化を示す有機物質です。

水の硬度の測定など、金属イオンの濃度を定量する場合に使用されます。

蛍光指示薬

蛍光指示薬は、水素イオン濃度、酸化電位、金属イオン濃度の変化により、蛍光特性の変化を示す化合物です。蛍光指示薬は、等価点でこれらの特性のいずれかに明確な変化が生じる、沈殿滴定の終点判定に不可欠です。

また、細胞、細胞成分、染色体、細菌などの染色と可視化や、抗原抗体反応の検出にも使用できます。

酸化還元指示薬

酸化還元指示薬は、特定の電位差の値で色の変化を示す化合物です。これらの指示薬には、色が異なる還元型と酸化型があります。酸化還元指示薬は、酸化還元反応のトレース、酸化還元電位の近似値の決定、酸化還元滴定の終点確認で（オキシメトリで）使用されます。酸化還元指示薬の色は、特定のpH値で変化するのではなく、反応の等価点に近い特定の酸化還元電位で変化します。