790404P

18:1 DGS-NTA（Ni）

Avanti Research^™ - A Croda Brand

• 別名: 1,2-di-（9Z-オクタデセノイル）-sn-グリセロ-3-[（N-（5-アミノ-1-カルボキシペンチル）イミノ二酢酸）サクシニル] （ニッケル塩）; DOGS NTA
• 実験式（ヒル表記法）: C₅₃H₉₃N₂O₁₅Ni
• CAS番号: 231615-77-3
• 分子量: 1057.00
• MDL番号: MFCD00056438
• UNSPSCコード: 12352211
• NACRES: NA.25

特性

• 詳細: 1,2-dioleoyl-sn-glycero-3-[(N-(5-amino-1-carboxypentyl)iminodiacetic acid)succinyl] (nickel salt)
• アッセイ: >99% (TLC)
• フォーム: powder
• 包装: pkg of 1 × 10 mg (790404P-10mg); pkg of 1 × 25 mg (790404P-25mg); pkg of 1 × 5 mg (790404P-5mg)
• メーカー／製品名: Avanti Research^™ - A Croda Brand
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-[(N-(5-アミノ-1-カルボキシペンチル)イミノ二酢酸)スクシニル] ニトリロ三酢酸 (NTA) (18:1 DGS-NTA(Ni))は、ニッケルを含む結合型リン脂質[1]です。[2]NTAは、ニッケルイオンに存在する6の配位部位のうちの4つとキレート化します。[3]

アプリケーション

1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-[(N-(5-アミノ-1-カルボキシペンチル)イミノ二酢酸)スクシニル] (ニッケル塩)（18:1 DGS-NTA(Ni)）は、以下の用途に使用されています。

• タンパク質およびペプチド結合研究のためのポルフィリン-リン脂質（PoP）結合体によるリポソームの調製に[1]
• 抗原送達研究のためのナノサイズの多層小胞（NMV）の調製に[2]
• 平面脂質膜（PM）を調製するための小型単層小胞（SUV）の構成要素として[4]

生物化学的／生理学的作用

1,2-ジオレオイル-sn-グリセロ-3-[(N-(5-アミノ-1-カルボキシペンチル)イミノ二酢酸)スクシニル] ニトリロ三酢酸 (NTA) (18:1 DGS-NTA(Ni))は、特に組み換えヒスチジンタグ化タンパク質に結合する構造生物学に役立ちます。[1]有用であるにもかかわらず、ナノ粒子であるため、生体サンプル中での安定性に問題があります。そのため、NTA-脂質結合体は、主にリポソームとしてまたはナノ粒子へのコーティング剤として使用されます。[1]DGS-NTA (Ni)に基づくナノサイズの多層小胞（NMV）は、強力なワクチンデリバリシステムです。[2]

包装

5 mL透明ガラス密封アンプル（790404P-10mg）

5 mL透明ガラス密封アンプル（790404P-25mg）

5 mL透明ガラス密封アンプル（790404P-5mg）

法的情報

Avanti Research is a trademark of Avanti Polar Lipids, LLC

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids