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Merck

R5125

Sigma-Aldrich

リボヌクレアーゼA ウシ膵臓由来

Type III-A, ≥85% RNase A basis (SDS-PAGE), 85-140 Kunitz units/mg protein

別名:

RNアーゼ, RNアーゼA, リボヌクレアーゼI, リボ核酸 3′-ピリミジノオリゴヌクレオチドヒドロラーゼ, 膵臓リボヌクレアーゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

由来生物

bovine pancreas

品質水準

タイプ

Type III-A

アッセイ

≥85% RNase A basis (SDS-PAGE)

形状

lyophilized powder

比活性

85-140 Kunitz units/mg protein

分子量

~13,700

テクニック

cell based assay: suitable

不純物

salt, essentially free

適合性

suitable for molecular biology

アプリケーション

diagnostic assay manufacturing

その他の活性

protease, essentially free

保管温度

−20°C

InChI

1S/C9H14N4O3/c10-2-1-8(14)13-7(9(15)16)3-6-4-11-5-12-6/h4-5,7H,1-3,10H2,(H,11,12)(H,13,14)(H,15,16)

InChI Key

CQOVPNPJLQNMDC-UHFFFAOYSA-N

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詳細

RNアーゼA、すなわちリボヌクレアーゼAは、ピリミジンヌクレオチドの後でホスホジエステル結合の一本鎖RNAを切断するエンドリボヌクレアーゼです。RNアーゼAは3′リン酸末端を攻撃します(たとえば、pG-pG-pC-pA-pGが切断されて、pG-pG-pCpとA-pGになります)。一本鎖RNAに対して最も高い活性を示します。RNアーゼAは、4箇所でジスルフィド架橋された一本鎖ポリペプチドです。RNアーゼBとは異なり、糖タンパク質ではありません。DNAは環状中間体の形成に必要な2′-OH基を持たないため、リボヌクレアーゼはDNAを加水分解しません。また、RNアーゼAは、タンパク質サンプル中のRNAを加水分解できます。RNアーゼAは、His12とHis119のアルキル化によって阻害され、カリウム塩およびナトリウム塩によって活性化されます。RNアーゼは、重金属イオン存在下で阻害されます。また、RNアーゼは、DNAによって競争的に阻害されます。

アプリケーション

  • RNアーゼAは、DNAプラスミド調製物、ゲノムDNA調製物およびタンパク質サンプルからRNAを除去するために使用されます。
  • また、RNアーゼは、RNAの配列解析や保護アッセイにも使用されます。
  • RNアーゼは、コンピューター支援薬物設計のためのツールとして使用されています。
  • RNアーゼAは、RNA配列解析に役立ちます。
  • RNアーゼAは、タンパク質サンプル中のRNAを加水分解します。
  • DNA精製にRNアーゼAが寄与します。
リボヌクレアーゼAは、DNAプラスミドサンプルやタンパク質サンプルから、RNAを除去するために使用されます。リボヌクレアーゼAは、RNase保護アッセイに使用され、非特異的に結合したRNAの除去、RNA配列の解析、タンパク質サンプル中のRNAの加水分解、そしてDNAの精製に使用されます。ウシ膵臓由来リボヌクレアーゼAは、タンパク質のニッケル依存性酸化的架橋の評価に使用されています。 また、ウシ膵臓由来リボヌクレアーゼAは、タンパク質のDNAへの非特異結合における平衡定数を調べる研究にも使用されています。

生物化学的/生理学的作用

リボヌクレアーゼAは、ピリミジンヌクレオチドの後で一本鎖RNAを切断するエンドリボヌクレアーゼです。3′リン酸末端を攻撃します。DNAは環状中間体の形成に必要な2′-OH基を持たないため、リボヌクレアーゼはDNAを加水分解しません。また、RNアーゼは、タンパク質サンプル中のRNAを加水分解できます。RNアーゼAは、His12とHis119のアルキル化によって阻害され、カリウム塩およびナトリウム塩によって活性化されます。

特徴および利点

安定性が高いメルクのリボヌクレアーゼA(RNアーゼA)は、RNA除去、RNAシーケンシング、およびDNA精製に適しています。

調製ノート

分画化されクロマトグラフィーで生成された塩。

アナリシスノート

Eにより測定したタンパク質。

アプリケーション

阻害剤

製品番号
詳細
価格

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Resp. Sens. 1

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

R5125-50MG:
R5125-PM:
R5125-VAR:
R5125-250MG:
R5125-CP:
R5125-BULK:
R5125-1G:
R5125-RSAMPLE:
R5125-EW:
R5125-500MG:
R5125-100MG:
R5125-25MG:
R5125PROC:


試験成績書(COA)

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J Yu et al.
Cytometry, 14(4), 428-432 (1993-01-01)
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E S Jenuwine et al.
Analytical biochemistry, 242(2), 228-233 (1996-11-15)
Quantitative zonal DNA affinity chromatography may be used to determine accurate equilibrium constants for the binding of proteins nonspecifically to DNA. Zonal quantitative affinity chromatography has not previously been applied to the determination of binding constants of proteins to DNA
Thomas Blasi et al.
Nature communications, 7, 10256-10256 (2016-01-08)
Imaging flow cytometry combines the high-throughput capabilities of conventional flow cytometry with single-cell imaging. Here we demonstrate label-free prediction of DNA content and quantification of the mitotic cell cycle phases by applying supervised machine learning to morphological features extracted from
G Gill et al.
Chemical research in toxicology, 10(3), 302-309 (1997-03-01)
A model protein, ribonuclease A (bovine pancreas), was examined for its ability to coordinate Ni2+ and promote selective oxidation. In the presence of a peracid such as monopersulfate, HSO5-, nickel induced the monomeric RNase A to form dimers, trimers, tetramers
S B delCardayré et al.
Protein engineering, 8(3), 261-273 (1995-03-01)
Bovine pancreatic ribonuclease A (RNase A) has been the object of much landmark work in biological chemistry. Yet the application of the techniques of protein engineering to RNase A has been limited by problems inherent in the isolation and heterologous

プロトコル

This procedure may be used for determination of Ribonuclease A (RNase A) activity.

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