おすすめの製品
使用法
sufficient for 20 extractions
保管温度
−20°C
詳細
SIGMAの植物タンパク分別抽出キットは、植物バイオサイエンスにおいて、下流のプロテオーム解析に適用するため、あらゆる種類の植物または組織から、定性的に親水性・疎水性タンパク質試料を抽出するための専用キットとしてデザインされています。このプロトコールでは、超遠心分離や水性ポリマー二相分配(APTP)は不要です。このキットには、植物特異的プロテアーゼ阻害剤、親水性タンパク質を抽出するために特別に処方された試薬、疎水性の高いタンパク質を抽出するために可溶化力を高めた新たなカオトロピック試薬など、5種類の試薬が含まれています。 キットに含まれるその他の試薬は、還元剤トリブチルホスフィン(TBP)とアルキル化剤ヨードアセトアミドです。これらの試薬によって、等電点電気泳動や2Dゲル電気泳動における分離が改善されます。 プロテアーゼ阻害剤は、セリン、システイン、アスパラギン酸、メタロプロテアーゼ、アミノペプチダーゼの阻害において幅広い特異性を示すプロテアーゼ阻害剤の混合物です。 このカクテルには、4-(2-アミノエチル)ベンゼンスルホニルフルオリド(AEBSF)、ベスタチン、ペプスタチンA、E-64、ロイペプチン、1,10-フェナントロリンが含まれています。
ポリフェノール類、タンニンをはじめとする妨害物質を取り除いた後、新鮮な、または凍結した植物組織を、親水性タンパク質抽出専用に処方された試薬に再懸濁します。親水性タンパク質を順次抽出後、カオトロピック試薬を添加することによって、疎水性膜結合タンパク質が抽出されます。植物の残屑を遠心分離によって沈殿させ、タンパク質抽出液を採取します。 最終産物は、定性的分別タンパク質試料であり、すぐに下流のプロテオーム解析に使用できます。
ポリフェノール類、タンニンをはじめとする妨害物質を取り除いた後、新鮮な、または凍結した植物組織を、親水性タンパク質抽出専用に処方された試薬に再懸濁します。親水性タンパク質を順次抽出後、カオトロピック試薬を添加することによって、疎水性膜結合タンパク質が抽出されます。植物の残屑を遠心分離によって沈殿させ、タンパク質抽出液を採取します。 最終産物は、定性的分別タンパク質試料であり、すぐに下流のプロテオーム解析に使用できます。
キットの構成要素は別途購入可能です。
製品番号
詳細
SDS
- Plant Protein Extraction Reagent Type 1 1 bottle
- C0356Protein Extraction Reagent Type 4 1 bottleSDS
- P9599Protease Inhibitor Cocktail, for plant cell and tissue extracts, DMSO solution 3 x 1SDS
- T7567Tributylphosphine solution, 200 mM (in N-methyl-2-pyrrolidinone), liquid 3 x 0.5SDS
- A3221Iodoacetamide, Single use vial of 56 mg 3 vial(s)SDS
シグナルワード
Danger
危険有害性の分類
Acute Tox. 3 Oral - Aquatic Chronic 2 - Carc. 2 - Eye Dam. 1 - Repr. 1B - Resp. Sens. 1 - Skin Corr. 1A - Skin Sens. 1 - STOT SE 3
ターゲットの組織
Respiratory system
保管分類コード
6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
毒物及び劇物取締法
キットコンポーネントの情報を参照してください
PRTR
キットコンポーネントの情報を参照してください
消防法
キットコンポーネントの情報を参照してください
労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物
キットコンポーネントの情報を参照してください
労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物
キットコンポーネントの情報を参照してください
カルタヘナ法
キットコンポーネントの情報を参照してください
Jan Code
キットコンポーネントの情報を参照してください
試験成績書（COA）
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書（COA） を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
この製品を見ている人はこちらもチェック
Loomis, W.D.
Methods in Enzymology, 31, 528-545 null
Yinghui Ying et al.
Plant physiology, 173(1), 812-824 (2016-11-30)
Phosphate overaccumulator2 (PHO2) encodes a ubiquitin-conjugating E2 enzyme that is a major negative regulator of the inorganic phosphate (Pi)-starvation response-signaling pathway. A yeast two-hybrid (Y2H) screen in rice (Oryza sativa; Os) using OsPHO2 as bait revealed an interaction between OsPHO2
M Ferro et al.
Electrophoresis, 21(16), 3517-3526 (2000-11-18)
As a complementary approach to genome projects, proteomic analyses have been set up to identify new gene products. One of the major challenges in proteomics concerns membrane proteins, especially the minor ones. A procedure based on the differential extraction of
Wenhao Yue et al.
The Plant journal : for cell and molecular biology, 90(6), 1040-1051 (2017-02-24)
Inorganic phosphate (Pi) transporters (PTs) play vital roles in Pi uptake and translocation in plants. Under Pi sufficient conditions, PTs are degraded to prevent excess Pi accumulation. The mechanisms targeting PTs for degradation are not fully elucidated. In this study
Ramesh Sundar Amalraj et al.
Electrophoresis, 31(12), 1959-1974 (2010-06-22)
Sugarcane is an important commercial crop cultivated for its stalks and sugar is a prized commodity essential in human nutrition. Proteomics of sugarcane is in its infancy, especially when dealing with the stalk tissues, where there is no study to
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
製品に関するお問い合わせはこちら（テクニカルサービス）