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Merck

M1891

Sigma-Aldrich

ミエリン塩基性タンパク質 ウシ

≥90% (SDS-PAGE), lyophilized powder, suitable for activity assay

別名:

MBP

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

由来生物

bovine

アッセイ

≥90% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized powder

分子量

18.4 kDa

保管条件

(Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place)

テクニック

activity assay: suitable

溶解性

water: 1 mg/mL, clear, colorless to faintly yellow

UniProtアクセッション番号

保管温度

−20°C

遺伝子情報

cow ... MBP(618684)

詳細

研究分野:細胞シグナリング

ミエリン塩基性タンパク質(MBP)は、メチル-アルギニンを持つ170のアミノ酸で構成される単鎖ポリペプチドで、表在性膜タンパク質です。このミエリン鞘の重要な構造成分は、ミエリンにおいて2番目に多く存在するタンパク質で、総ミエリンタンパク質の約30%を占めています。

アプリケーション

ミエリン塩基性タンパク質(MBP)(ウシ)は、次の用途で使用されています:
  • In vitroメチル化反応
  • Cds1(S期特異的チェックポイント・エフェクター・キナーゼ)活性を測定するためのin vitro免疫沈降-キナーゼアッセイの基質として
  • ホスファターゼアッセイにおける基質として使用されるリン酸化MBPの調製
キナ-ゼの基質として使用します。

生物化学的/生理学的作用

ミエリン塩基性タンパク質遺伝子の変異は、髄鞘形成異常を引き起こします。実験的アレルギー性脳脊髄炎の誘発に使用されます。
ミエリン塩基性タンパク質(MBP)は、ミエリン鞘の形成に重要な役割を果たし、さまざまな神経障害と関連しています。MBPは、自己免疫疾患の実験的アレルギー性脳脊髄炎(EAE)で抗原性標的として機能します。MBPは、細胞骨格交替と膜伸長に不可欠な役割を果たします。さらに、Fyn介在性シグナル伝達経路、ホスホイノシチドの隔離、カルシウム恒常性の制御にも関与しています。MBPは、マイトジェン活性化タンパク質(MAP)キナーゼのin vitro基質として機能し、酵素の精製や機能研究に役立ちます。MBPは、潜在的神経受容体として機能します。in vitroではリンパ球の増殖を刺激できます。MBPは、マイトジェン活性化タンパク質(MAP)キナーゼ活性化経路において基質として重要な役割を果たしています。リンパ球の刺激に基づいて、MBPは、がんの検出に使用できます。複数の免疫研究で使用されます。MBPは、ミエリン内部の脂質:タンパク質組織化の保存にも寄与しています。

品質

尿素-グリシンバッファ-塩が微量に含まれる場合があります。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M1891-BULK:
M1891-5MG:
M1891-VAR:
M1891-25MG:
M1891-1MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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