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Merck

F1879

Sigma-Aldrich

ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ Pseudomonassp. (シュードモナス)由来

lyophilized powder, 1.0-6.0 units/mg solid

別名:

FDH, ホルムアルデヒド:NAD+オキシドレダクターゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204

形状

lyophilized powder

比活性

1.0-6.0 units/mg solid

保管温度

−20°C

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詳細

ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ(FDH)は、中鎖アルコールデヒドロゲナーゼファミリーに属します。FDHは、Pseudomonas aeruginosaのfdhAおよびfdhB遺伝子にコードされています。P. aeruginosaおよびP. putidaのFDH配列は保存されており、相同性を示します。FDHは、触媒活性部位に亜鉛を持つ二量体および三量体として存在します。単量体は、アミノ残基350~400個に相当します。

アプリケーション

Pseudomonas sp.由来のホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼは、以下に使用されています:

  • リジン特異的デメチラーゼ1(LSD1)の脱メチル化FDHアッセイ向けの検量線作成およびホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ(FDH)アッセイ。
  • 医薬品、廃水、ワクチン、工業製品に含まれるホルムアルデヒドを検出するバイオセンサーとして。
  • ペクチンメチルエステラーゼ(PME)を用いる共役酵素アッセイ。

生物化学的/生理学的作用

ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ(FDH)は、電子受容体としてのNAD+によりホルムアルデヒドをギ酸へと酸化する反応を触媒する酵素です。ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼは、ヒスチジンやバニリン酸などの化合物の代謝における毒性産物であるホルムアルデヒドの生物学的解毒作用に関与します。解毒作用はホルムアルデヒドの二酸化炭素への変換によります。 FDHは、S-ニトロソグルタチオンを分解することにより、哺乳動物細胞におけるタンパク質のS-ニトロソ化を調節する上で重要な役割を果たします。また、内因性ニトロシル化剤であるS-ニトロソグルタチオン(GSNO)の還元を触媒することにより、ニトロソチオールのホメオスタシスの調節にも関与します。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.5、37°C、1分間で、1.0 μmolのホルムアルデヒドをギ酸へと酸化する酵素量です。

物理的形状

約70%の安定化剤(Mg2+、Ca2+、ウシ血清アルブミン、グリシン、リジン)を含む凍結乾燥粉末

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

F1879-5UN:
F1879-25UN:
F1879-VAR:
F1879-50UN:
F1879-BULK:


試験成績書(COA)

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The role of a formaldehyde dehydrogenase-glutathione pathway in protein S-nitrosation in mammalian cells
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Structure of formaldehyde dehydrogenase from Pseudomonas aeruginosa: the binary complex with the cofactor NAD+
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Expression, purification, and characterization of formaldehyde dehydrogenase from Pseudomonas aeruginosa
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