A8003

アロプリノール

xanthine oxidase inhibitor

• 別名: 1H-ピラゾロ(3,4-d)ピリミジン-4-オール, 4-ヒドラキシピラゾロ[3,4-d]ピリミジン, 4-ヒドロキシピラゾロ(3,4-d)ピリミジン, HPP
• 実験式（ヒル表記法）: C₅H₄N₄O
• CAS番号: 315-30-0
• 分子量: 136.11
• EC Number: 206-250-9
• MDL番号: MFCD00599413
• UNSPSCコード: 12352202
• PubChem Substance ID: 24278141
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥99% (TLC)
• フォーム: powder
• mp: >300 °C (lit.)
• 溶解性: 1 M NaOH: soluble 50 mg/mL, clear to very slightly hazy, colorless to faintly yellow
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: O=C1NC=Nc2[nH]ncc12
• InChI: 1S/C5H4N4O/c10-5-3-1-8-9-4(3)6-2-7-5/h1-2H,(H2,6,7,8,9,10)
• InChI Key: OFCNXPDARWKPPY-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... XDH(7498)

詳細

アプリケーション

アロプリノールは、以下に適しています：

• キサンチンオキシダーゼの阻害のためのマウスにおける静脈内注射[1][2]
• キサンチンオキシダーゼの阻害剤としての使用[3]
• キサンチンオキシダーゼ阻害アッセイにおけるポジティブコントロールとしての使用[4]
• ブタ膵島精製において膵島と腺房断片との間の密度差を高めるための浸透圧安定化のためのUniversity of Wisconsin液の調製における使用[5]

アロプリノールは、次のように使用されています：

• マウスにおける尿酸レベルの低下と腎損傷と炎症に対するその効果の研究[6]
• ヒト多形核細胞（hPMNs）を用いてパントン・バレンタイン型ロイコシジン（PVL）の好中球細胞外トラップ（NETosis）のさまざまな酵素、チャネル、または小器官に対する依存性を調べるためのキサンチンオキシダーゼ阻害剤として[7]
• in vitroでキサンチンオキシダーゼに対するオリーブ葉成分の阻害効果を調べるための参照スタンダードとして[8]

生物化学的／生理学的作用

アロプリノールはプリンアナログで、プリン代謝に関与する特定の酵素を阻害します。[8]体内の尿酸の合成を低下させることが知られています。アロプリノールが媒介するキサンチンオキシダーゼの阻害では、アテローム動脈硬化症、急性肺損傷、うっ血性心不全に対して抗炎症効果が見られます。[6]

キサンチンオキシダーゼおよびde novoピリミジン生合成のインヒビター。尿酸過剰血症や痛風の治療に用いる伝統的薬剤です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H317
• 注意書き: P261 - P264 - P272 - P280 - P301 + P310 - P302 + P352
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Oral - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges