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キサンチンオキシダーゼ（XOD）

from cow milk

• 別名: XOD
• Enzyme Commission number: 1.1.3.22 (BRENDA, IUBMB)
• UNSPSCコード: 12352204

特性

• 由来生物: bovine milk
• 品質水準: 100
• フォーム: suspension
• 比活性: ~1 units/mg protein (At 25 °C with xanthine as the substrate.)
• 包装: pkg of 1 mL (20 U)
• メーカー／製品名: Roche
• 最適pH: 8.5-9.0
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

キサンチンオキシダーゼ（XOD）は金属フラボタンパク質です。FAD、モリブデン、鉄を2:2:8の比で有しています。[1]

キサンチン：酸素オキシドレダクターゼ

アプリケーション

キサンチンオキシダーゼはチロシンのニトロ化の研究に使用されています。[2]

キサンチンオキシダーゼ（XOD）は、XOR介在性のNDHP[3][4]からのNO産生の評価、肝臓及び精製XORでの亜硝酸塩由来NOの評価に使用されています。[5]

生物化学的／生理学的作用

キサンチンオキシダーゼ（XOD）は、アルデヒド、プリン、プテリジンなど、幅広い基質特異性を示します。さらにXODは酸素を低減し、スーパーオキシド、過酸化水素、活性酸素種（ROS）を産生します。また亜硝酸塩を低減してペルオキシ亜硝酸、一酸化窒素などの活性窒素種（RNS）を産生します。XODはそのRNS及びROS産生能により、新生児腸内の抗微生物薬として腸管上皮の内在性酵素を補完する重要な役割を果たします。[6][7]

品質

混入物質：<0.005％ グアナーゼ、NP、ウリカーゼ（それぞれ）、<0.05％ ADA、<0.05％ アルカリホスファターゼ（基質4-ニトロフェニルリン酸）　
注：クロマトグラフィー精製。

シーケンス

XODは二量体です。各サブユニットにはモリブデン1原子、鉄-硫黄中心2個（非ヘム鉄、フェレドキシン型）、FAD 1分子が含まれます。

単位の定義

1ユニット（U）のキサンチンオキシダーゼで、1 μmolのキサンチンの25℃、pH8.5、1分間の酸化により、1 μmolの尿酸（E_293nm＝12.2 mmol^-1 x L x cm^-1）が得られます。

物理的形状

3.2 M硫酸アンモニウム、10 mM EDTA（約pH 8）懸濁液

調製ノート

アクチベーター：O₂
　安定化剤：本物質はEDTAの添加により安定化されています。サリチル酸は添加していません。

その他情報

ライフサイエンス研究専用。診断目的での使用はできません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): does not flash
• 引火点(℃): does not flash