271004

アセトニトリル

99.8%, anhydrous, suitable for solid phase extraction (SPE)

• 別名: ACN, エチルニトリル, シアノメタン, シアン化メチル
• 化学式: CH₃CN
• CAS番号: 75-05-8
• 分子量: 41.05
• Beilstein: 741857
• EC Number: 200-835-2
• MDL番号: MFCD00001878
• UNSPSCコード: 12191502
• eCl@ss: 39031501
• PubChem Substance ID: 57648217
• NACRES: NA.21

特性

• product name: アセトニトリル, anhydrous, 99.8%
• グレード: anhydrous
• 品質水準: 200
• 蒸気密度: 1.41 (vs air)
• 蒸気圧: 72.8 mmHg ( 20 °C)
• アッセイ: 99.8%
• 形状: liquid
• 自己発火温度: 973 °F
• expl. lim.: 16 %
• テクニック: solid phase extraction (SPE): suitable
• 不純物: <0.001% water; <0.005% water (100 mL pkg)
• 蒸発残留物質: <0.0005%
• 色: colorless
• 屈折率: n20/D 1.344 (lit.)
• bp: 81-82 °C (lit.)
• mp: −45 °C (lit.)
• 溶解性: water: soluble (completely)
• 密度: 0.786 g/mL at 25 °C (lit.)
• フォーマット: neat
• SMILES記法: CC#N
• InChI: 1S/C2H3N/c1-2-3/h1H3
• InChI Key: WEVYAHXRMPXWCK-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

脂肪族ニトリルであるアセトニトリルは、有機合成における有機溶媒や中間体として幅広く使用されています。UV-可視光に対し透過性であるため、分光光度的および蛍光定量的なテクニックにおいて極めて有用です。MeCNは粘度が低く、水中における溶出強度および混和性が高いため、多くのクロマトグラフィー技術において移動相成分として使用されます。また、液-液抽出、固相抽出、またはマイクロ抽出における抽出溶媒として重要な役割を果たします。

アプリケーション

アセトニトリルは以下の調製における溶媒として使用されることがあります：

• 塩化セリウム（III）存在下、エポキシドの開環による1,2-アジドアルコールおよび1,2-アジドアミン、およびアジ化ナトリウムによるアジリジンの調製。
• パラジウム触媒存在下でのオレフィンの酸化的アリールアルキル化による、シアノ基を有するインドリノンの調製。

また、以下の合成のための反応物質としても使用されます：

• n-ブチルリチウムおよびその後のクロロジフェニルホスフィンとの反応による、ビス（ジフェニルホスフィノ）アセトニトリルの合成。
• 塩化コバルト（II）存在下、ケトンまたはケトエステルおよびアルデヒドとのカップリング反応による、βアセタミドケトンの合成。

包装

通い容器のオプションをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H302 + H312 + H332,H319
• 注意書き: P210 - P280 - P301 + P312 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 2
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 35.6 °F - closed cup
• 引火点(℃): 2.0 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter