10280879001

5-ブロモ-2′-デオキシウリジン

>97%, crystalline solid, pkg of 1 g

• 別名: 5-ブロモ-2′-デオキシウリジン, brdu, 5-BrdU, 5-ブロモ-1-(2-デオキシ-β-D-リボフラノシル)ウラシル, 5-ブロモウラシルデオキシリボシド, BUdR
• 実験式（ヒル表記法）: C₉H₁₁BrN₂O₅
• CAS番号: 59-14-3
• 分子量: 307.10
• Beilstein: 30395
• MDL番号: MFCD00006529
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 329749004

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: >97%
• フォーム: crystalline solid
• 分子量: 307.1
• 包装: pkg of 1 g
• メーカー／製品名: Roche
• mp: 191-194 °C (dec.) (lit.)
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC[C@H]1O[C@H](C[C@@H]1O)N2C=C(Br)C(=O)NC2=O
• InChI: 1S/C9H11BrN2O5/c10-4-2-12(9(16)11-8(4)15)7-1-5(14)6(3-13)17-7/h2,5-7,13-14H,1,3H2,(H,11,15,16)/t5-,6+,7+/m0/s1
• InChI Key: WOVKYSAHUYNSMH-RRKCRQDMSA-N

詳細

詳細

コリンは通常DNAのS期合成のマーカーとして使用されます。[1][2]

アプリケーション

5-ブロモ-2′-デオキシウリジンは、細胞増殖研究において、細胞周期のS期にある細胞[3]および初代肝細胞を標識するために使用されています。[4]

チミジンの代わりにDNAに取り込むことができる免疫化学的検出可能ヌクレオチド。姉妹染色分体交換（SCE）法に従って、DNA合成のin vivoの研究[5]と突然変異誘発物質の検出のために使用されます。

生物化学的／生理学的作用

遺伝子研究において変異原として使用されるチミジンアナログです。S期にある細胞のDNAに選択的に取り込まれます。

品質

純度：97%（Nから）、クロマトグラフ的に均質

調製ノート

作業濃度：細胞培養に関する文献によると、10 µmol/Lの最終濃度が使われています。
文献によると、細胞増殖の検出には5～50 mg/kg体重（マウス）が使用されています。

Roche Cell Proliferation ELISA, BrdU kits（ロシュ細胞増殖ELISA, BrdUキット）とRoche 5-Bromo-2'-deoxy-uridine Labeling and Detection Kits（ロシュ5-ブロモ-2'-デオキシウリジン標識化／検出キット）に含まれるBrdU-ラベリング試薬に対応する作業溶液
の調製、10mMの保存溶液（BrdUのMW＝307.1D）にBrdUのPBS溶液を溶解することによってBrdU希釈作業溶液を調製します。BrdUをin vivoで使用するためPBSに溶解します。BrdUをin vitroで使用するため、同じ濃度10 mMで再蒸留水に溶解します。
保存条件（作業溶液）：-15～-25°C

その他情報

生命科学研究専用です。診断手順には使用しません。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H340,H361fd
• 注意書き: P201 - P202 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Muta. 1B - Repr. 2
• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable