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(R)-_H8-BINAP

≥94%

• 別名: (R)-(+)-2,2′-ビス(ジフェニルホスフィノ)-5,5′,6,6′,7,7′,8,8′-オクタヒドロ-1,1′-ビナフチル, [(1R)-5,5′,6,6′,7,7′,8,8′-オクタヒドロ-[1,1′-ビナフタレン]-2,2′-ジイル]ビス[ジフェニルホスフィン]
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₄H₄₀P₂
• CAS番号: 139139-86-9
• 分子量: 630.74
• MDL番号: MFCD01630795
• UNSPSCコード: 12352002
• PubChem Substance ID: 329761490
• NACRES: NA.22

特性

• アッセイ: ≥94%
• フォーム: powder
• 光学活性: [α]20/D +74°, c = 0.5 in toluene
• 官能基: phosphine
• InChI: 1S/C44H40P2/c1-5-19-35(20-6-1)45(36-21-7-2-8-22-36)41-31-29-33-17-13-15-27-39(33)43(41)44-40-28-16-14-18-34(40)30-32-42(44)46(37-23-9-3-10-24-37)38-25-11-4-12-26-38/h1-12,19-26,29-32H,13-18,27-28H2
• InChI Key: ANSOKCGDSQQISA-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

この製品はジフェニルホスフィノ安息香酸（DPPBA）をベースにした、パラジウム触媒非対称アリルアルキル化のためのリガンドであり高度なエナンチオ選択性を有しています。

アプリケーション

不斉反応用高砂試薬および複合体

以下に用いる触媒配位子です。

• オレフィン異性化/Rhが触媒するエニンのエナンチオ選択的分子内アルダーエネ反応を介する、ジヒドロベンゾフランとジヒドロナフトフランのエナンチオ選択的合成
• 金が触媒する立体選択的分子内ヒドロアリール化による、軸キラルな不斉ビアリール化合物の調製
• ブレンステッド酸とパラジウムBINAP錯体が触媒する、アルデヒドを用いたインドールの逐次縮合不斉水素化による、キラルな3-アルキル‐置換インドリンの調製
• エネ-アレンのアレンを用いたロジウム触媒性[2+2+2]付加環化を介した、最高4個の隣接立体中心を持つヒドリンダンおよびデカリンの立体選択的調製
• ロジウムが触媒する、1,6-ジインまたは1,6-エニンによる1,3-ジカルボニル化合物の不斉形式オレフィン化または付加環化反応
• Pd-触媒による(α-ヒドロキシアルキル)インドールの水素化を介した、2,3-置換インドリンの立体選択的調製

法的情報

高砂香料工業株式会社と共同で、研究目的の使用に限り販売しています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable