T1157

(+)-α-トコフェロールアセタート

BioReagent, suitable for insect cell culture, ~1360 IU/g

• 別名: 酢酸ビタミンE
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₁H₅₂O₃
• CAS番号: 58-95-7
• 分子量: 472.74
• EC Number: 200-405-4
• MDL番号: MFCD00072052
• UNSPSCコード: 12352205
• eCl@ss: 34058007
• PubChem Substance ID: 24899940
• NACRES: NA.75

特性

• 由来生物: plant
• 品質水準: 200
• 詳細: Synthesized from natural α-tocopherol
• 製品種目: BioReagent
• 形状: liquid (or semi-solid)
• 比活性: ~1360 IU/g
• 分子量: M_w 472.74 g/mol
• 精製方法: crystallization
• テクニック: cell culture | insect: suitable
• 色: white to yellow
• 溶解性: chloroform: soluble 50 mg/mL, clear, colorless to yellow
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: CC(C)CCC[C@@H](C)CCC[C@@H](C)CCC[C@]1(C)CCc2c(C)c(OC(C)=O)c(C)c(C)c2O1
• InChI: 1S/C31H52O3/c1-21(2)13-10-14-22(3)15-11-16-23(4)17-12-19-31(9)20-18-28-26(7)29(33-27(8)32)24(5)25(6)30(28)34-31/h21-23H,10-20H2,1-9H3/t22-,23-,31-/m1/s1
• InChI Key: ZAKOWWREFLAJOT-CEFNRUSXSA-N

詳細

詳細

α-酢酸トコフェロールは、自然に生じるα-トコフェロールの半合成酢酸エステルです。

アプリケーション

(+)-α-酢酸トコフェロールは以下の用途に使用されています。

• 細胞増殖に与える効果を評価するためのヒト胚性腎細胞（HEK 293）の栄養補助剤として
• 不死化軟骨細胞株用のダルベッコ改変イーグル培地／栄養混合物F-12（DMEM/F12）の成分として
• ヒト結腸組織器官培養用の無血清培地の成分として
• ウシ関節軟骨細胞に与える抗酸化効果を試験するために

抗酸化剤として昆虫細胞培養アプリケーションに使用できます。

生物化学的／生理学的作用

α-酢酸トコフェロールまたは酢酸ビタミンEは抗酸化作用を有し、脂質過酸化を抑えます。しかし、酢酸ビタミンEは、熱分解されるとアルケンやベンゼンなどの発がん性物質を生成します。

注意

融点が約25℃のため、本品は通常オイル状です。空気酸化を避けて保存してください。

安全性情報

• 危険有害性情報: H413
• 注意書き: P273 - P501
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 4
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves