T0910

チオレドキシン 大腸菌由来

recombinant, expressed in E. coli, essentially salt-free, lyophilized powder, ≥3 units/mg protein

• CAS番号: 52500-60-4
• MDL番号: MFCD00132423
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: Escherichia coli
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥90% (SDS-PAGE)
• フォーム: essentially salt-free, lyophilized powder
• 比活性: ≥3 units/mg protein
• 分子量: 11.7 kDa
• テクニック: activity assay: suitable
• 溶解性: water: 1.90-2.10 mg/mL, clear, colorless
• タンパク質IDアクセッション番号: M26133
• UniProtアクセッション番号: P0AA25
• アプリケーション: cell analysis
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: Escherichia coli K12 ... trxA(948289)

詳細

詳細

研究領域：細胞シグナル伝達

大腸菌由来のチオレドキシンは、単量体の球状タンパク質です。α- ヘリックスに囲まれたβ-シートが中央にあります。[1]

アプリケーション

大腸菌由来のチオレドキシンは、チオレドキシン還元酵素アッセイ、ペルオキシダーゼ結合チオレドキシンシステムアッセイ、ペルオキシレドキシンアッセイに使用されています。[2][3][4]また、網膜色素変性（RP）のマウスモデルにおける光受容体死への影響や、疾患進行中の網膜酸化ストレス、グリアの変化、血管の変化を修飾する可能性を調べるためにも用いられています。[5]

生物化学的／生理学的作用

大腸菌由来のチオレドキシンは、REDOX反応を触媒し、さまざまな生物学的プロセスに関与します。また、多くのタンパク質の構造と活性を調節します。酵素チオレドキシンレダクターゼは、チオレドキシンの還元を触媒します。チオレドキシンは、酸化ストレス応答にも関与します。[1][6][7]チオレドキシンは、成人T細胞白血病由来因子（ADF）と細胞レドックス酵素のいずれとしても知られ、サイトカインまたはケモカインとして機能し、細胞間の情報伝達を促進します。[8]また、細胞増殖やアポトーシスの調節にも関与します。[9]

タンパク質のジスルフィド結合の還元を仲介します。

その他情報

GenBank^®受入番号 M26133

単位の定義

1ユニットは、インスリン還元試験において、25°Cで1分間にΔA₆₅₀の値が1.0となる量です。

法的情報

GenBank is a registered trademark of United States Department of Health and Human Services

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)