SML0339

Tideglusib

≥98% (HPLC)

• 別名: 4-ベンジル-2-(ナフタレン-1-イル)-[1,2,4]チアジアゾリジン-3,5-ジオン, NP-12, NP031112
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₁₄N₂O₂S
• CAS番号: 865854-05-3
• 分子量: 334.39
• MDL番号: MFCD18633296
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825344
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: >15 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: O=C1SN(C(=O)N1Cc2ccccc2)c3cccc4ccccc34
• InChI: 1S/C19H14N2O2S/c22-18-20(13-14-7-2-1-3-8-14)19(23)24-21(18)17-12-6-10-15-9-4-5-11-16(15)17/h1-12H,13H2
• InChI Key: PMJIHLSCWIDGMD-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... GSK3B(2932)

詳細

アプリケーション

Tideglusibは以下の用途に使用されています。

• ADP-GloTMキナーゼアッセイの標準化合物として
• GSK-3のアロステリック阻害剤としてβ 心筋再構築と血管新生に及ぼす影響を研究するために
• 線維芽細胞を8量体結合転写因子-4 (OCT4)+に変換する分化剤（具体的にはグリコーゲンシンターゼキナーゼ(GSK)-3β阻害剤）、および血管内皮増殖因子受容体-2（VEGFR-2／胎児肝キナーゼ-1 (FLK1)+細胞として。

生物化学的／生理学的作用

NP031112またはNP-12とも呼ばれるチデグルシブは、幹細胞研究および神経変性疾患で研究される重要なキナーゼである、グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3（GSK3）の強力な非ATP競合阻害剤です。現在、アルツハイマー病および進行性核上性麻痺（PSP）の臨床試験中です。チデグルシブは、タウたんぱく質のリン酸化とアミロイドプラークの蓄積を減らし、海馬および嗅内皮質ニューロンの損失を減らし、空間記憶障害を改善します。また、さまざまな動物モデルで神経保護および抗炎症活性を示しています。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のGSK-3のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable