O9890

5Z-7-オキソゼアエノール

≥98% (HPLC), powder, TAK1 inhibitor

• 別名: C 292, F 152, FR148083, L 783279, LL-Z1640-2
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₂₂O₇
• CAS番号: 253863-19-3
• 分子量: 362.37
• MDL番号: MFCD12912700
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329818946
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: 5Z-7-オキソゼアエノール, ≥98% (HPLC)
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white to off-white
• 溶解性: DMSO: >10 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: COc1cc(O)c2C(=O)O[C@@H](C)CC=CC(=O)[C@@H](O)[C@@H](O)C\C=C\c2c1
• InChI: 1S/C19H22O7/c1-11-5-3-7-14(20)18(23)15(21)8-4-6-12-9-13(25-2)10-16(22)17(12)19(24)26-11/h3-4,6-7,9-11,15,18,21-23H,5,8H2,1-2H3/b6-4+,7-3-/t11-,15-,18+/m0/s1
• InChI Key: NEQZWEXWOFPKOT-BYRRXHGESA-N

詳細

アプリケーション

5Z-7-オキソゼアエノールは、次の用途で使用されています。

• ヒト大腸癌細胞の治療においてトランスフォーミング増殖因子β活性型キナーゼ（TAK1）阻害剤として。[1]
• 大動脈バンディングのためにマウスに腹腔内投与するTAK-1特異的阻害剤として。[2]
• ルシフェラーゼレポーターアッセイのために細胞を処理する際にTAK1阻害剤として。[3]
• 増殖分化因子2（GDF-2）媒介アノイキスを試験するため。[4]

生物化学的／生理学的作用

5Z-7-オキソゼアエノールの抗炎症作用は、心肥大に影響することがあります。[3]

5Z-7-オキソゼアエノールは、ERK2（IC₅₀ = 80 nM）、TAK1（MEKK7）、MKK7、およびMEK1の強力なATP競合的不可逆阻害剤です。これらは全て、ATP結合部位に共通のシステイン残基を含んでいます。5Z-7-オキソゼアエノールは他のMAPキナーゼに対して活性を示しません。また、5Z-7-オキソゼアエノールは抗炎症性を示します。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のMAPKKKおよびMAPKのページに記載されています。ハンドブックの他のページを閲覧するには、ここをクリックしてください。

本化合物はキナーゼホスファターゼ生物学研究用製品です。さらにキナーゼホスファターゼ生物学研究用製品をご覧になりたい場合は、こちらをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable