B5556

Bay 11-7082

≥98% (HPLC), powder, NF-kB/TNF-α inhibitor

• 別名: (E)-3-(4-メチルフェニルスルホニル)-2-プロペンニトリル
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₉NO₂S
• CAS番号: 19542-67-7
• 分子量: 207.25
• MDL番号: MFCD00712162
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24891842
• NACRES: NA.77

特性

• product name: Bay 11-7082, ≥98% (HPLC), powder
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• 色: white
• 溶解性: DMSO: >20 mg/mL; H₂O: insoluble
• SMILES記法: Cc1ccc(cc1)S(=O)(=O)\C=C\C#N
• InChI: 1S/C10H9NO2S/c1-9-3-5-10(6-4-9)14(12,13)8-2-7-11/h2-6,8H,1H3/b8-2+
• InChI Key: DOEWDSDBFRHVAP-KRXBUXKQSA-N

詳細

アプリケーション

Bay 11-7082は以下の用途に使用されています：

• インターロイキン（IL）-8の産生における核因子-カッパB（NF-κB）シグナル伝達経路の作用を検証するためのNF-κB阻害剤
• Mycoplasma hyorhinisによる上皮間葉転換（EMT）および細胞遊走におけるNF-κB活性化の意義を検証するための核因子-カッパB（NF-κB）阻害剤
• 造血幹細胞移植マウスにおける肝炎に及ぼす作用を調べるためのNOD-like receptor family pyrin domain containing 3（NLRP3）の選択的阻害剤

生物化学的／生理学的作用

Bay 11-7082は、NOD -like receptor family pyrin domain containing 3（NLRP3）インフラマソーム経路の選択的阻害剤として機能します。さらに、核因子カッパB（NF-κB）の阻害に加え、Bay 11-7082は、無核赤血球、ヒトT細胞白血病ウイルスI型（HTLV-I）に感染したT細胞株および初代成人T細胞白血病細胞のアポトーシスも引き起こします。

サイトカインによるIκB-αリン酸化のインヒビタ-です。

特徴および利点

本化合物は、遺伝子制御研究用製品です。さらに遺伝子制御研究用製品をご覧になりたい場合は、こちらをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)