M6635

N-(2-メルカプトプロピオニル)グリシン

• 別名: チオプロニン
• 化学式: CH₃CH(SH)CONHCH₂COOH
• CAS番号: 1953-02-2
• 分子量: 163.19
• Beilstein: 1859822
• EC Number: 217-778-4
• MDL番号: MFCD00004861
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32160406
• PubChem Substance ID: 24897101
• NACRES: NA.26

特性

• アッセイ: ≥98% (TLC)
• フォーム: powder
• 色: white
• mp: 98-100 °C
• アプリケーション: cell analysis; peptide synthesis
• SMILES記法: CC(S)C(=O)NCC(O)=O
• InChI: 1S/C5H9NO3S/c1-3(10)5(9)6-2-4(7)8/h3,10H,2H2,1H3,(H,6,9)(H,7,8)
• InChI Key: YTGJWQPHMWSCST-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

N-(2-メルカプトプロピオニル)グリシンまたはチオプロニンは、以下の用途に使用されています：

• 核酸の微粒子銃送達のためのポリエチレンイミン（PEI）被覆金微粒子（PEI-金）の調製に[1]
• in vivoイソフルランプレコンディショニング誘発性神経保護における再潅流段階における活性酸素種（ROS）の役割を検討するため[2]
• リソホスファチジルコリン（LPC）誘発性インフラマソーム活性化に対する作用を検討するためのROS阻害剤として[3]

生物化学的／生理学的作用

N-(2-メルカプトプロピオニル)グリシン（NMPG）は、自己免疫性低血糖に関連するチオール化合物です。[4]拡散性抗酸化剤であり、結腸損傷の重症度を軽減します。また、潰瘍治癒のためにミエロペルオキシダーゼ活性を低下させ、低酸素誘導因子 -1（HIF-1）血管内皮増殖因子（VEGF）経路を刺激します。[5]

N-(2-メルカプトプロピオニル)グリシンはフリーラジカルスカベンジャーです。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P312 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves