L9133

ロイシンエンケファリン 酢酸塩 水和物

≥95% (HPLC)

• 別名: ロイシンエンケファリン
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₈H₃₇N₅O₇ · xC₂H₄O₂ · yH₂O
• 分子量: 555.62 (anhydrous free base basis)
• MDL番号: MFCD11045938
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32160409
• PubChem Substance ID: 329817669
• NACRES: NA.32

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: O.CC(O)=O.CC(C)C[C@H](NC(=O)[C@H](Cc1ccccc1)NC(=O)CNC(=O)CNC(=O)[C@@H](N)Cc2ccc(O)cc2)C(O)=O
• InChI: 1S/C28H37N5O7.C2H4O2.H2O/c1-17(2)12-23(28(39)40)33-27(38)22(14-18-6-4-3-5-7-18)32-25(36)16-30-24(35)15-31-26(37)21(29)13-19-8-10-20(34)11-9-19;1-2(3)4;/h3-11,17,21-23,34H,12-16,29H2,1-2H3,(H,30,35)(H,31,37)(H,32,36)(H,33,38)(H,39,40);1H3,(H,3,4);1H2/t21-,22-,23-;;/m0../s1
• InChI Key: QKDIOZBQOQJXFR-XQCXOTTHSA-N
• 遺伝子情報: human ... OPRD1(4985) , OPRM1(4988) ; mouse ... OPRD1(18386) , OPRM1(18390) ; rat ... OPRD1(24613) , OPRM1(25601)

詳細

Amino Acid Sequence

Tyr-Gly-Gly-Phe-Leu

詳細

ロイシン・エンケファリンは、中心組織と末梢組織の正常成分であるペンタペプチドです。[1]ロイシン・エンケファリンはTyr-Gly-Gly-Phe-Leuのアミノ酸配列を持ち、ヒトを含む多くの動物の脳内に分布しています。[2]脳に広く存在し、δ受容体に特異的に結合する内因性オピオイド神経伝達物質／神経調節物質です。

アプリケーション

ロイシンエンケファリン 酢酸塩 水和物は、Q-Tof Microハイブリッド、三連四重極直交加速型飛行時間（TOF）型装置のシングルステージTOFモードでの校正に使用されています。[3]また、質量分析を校正するためにも使用されています。[4]これは、系の校正とスペクトルの相対補正のための液体クロマトグラフィー-質量分析（LCMS）/MSに使用されています。[5][4]

生物化学的／生理学的作用

ロイシン・エンケファリン（LEU-ENK）はμおよびδの両オピオイド受容体部位でアゴニストとして機能します。[1][2]また、モルヒネ感受性シナプシスで神経伝達物質としての役割を果たす可能性もあります。[1]ロイシン・エンケファリンは痛覚調節にも関連しています。[6]ラクダの涙腺神経に発現するLEU-ENKは涙液とタンパク質分泌を調節します。[7]LEU-ENKは、アミノペプチダーゼ-N（APN）、中性エンドペプチダーゼ（NEP）、ジペプチジル・ペプチダーゼ-3（DPP3）、カルボキシ・ペプチダーゼ-A6（CPA-6）、およびアンジオテンシン変換酵素（ACE）を含むいくつかの酵素による代謝中に分解しますが、それはエンケファリナシスと呼ばれることがあります。[2]

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)