H2126

ヒアルロニダーゼ from sheep testes

Type II, lyophilized powder, ≥300 units/mg solid

• 別名: ヒアルロノグルコサミニダーゼ, ヒアルロン酸 4-グリカノヒドロラーゼ
• CAS番号: 37326-33-3
• Enzyme Commission number: 3.2.1.35 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 253-464-3
• MDL番号: MFCD00131351
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.54

特性

• 結合体: conjugate (Glucosaminoglycan)
• 品質水準: 200
• タイプ: Type II
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥300 units/mg solid
• 分子量: 55 kDa
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸代謝酵素です。[1]これは、ヘビ、ミツバチおよび膜翅目昆虫の毒液中に認められます。ヒアルロニダーゼはヒアルロン酸（HA）を分解し、それによって膜の透過性を高め、粘性を低くし、組織透過性を高めます。これは、局所麻酔薬の拡散を促進し、心筋梗塞のサイズを減少させ、抗がん剤の効果を向上させ、自然分娩時の会陰部外傷を防ぎます。[2]

アプリケーション

ヒツジ精巣由来のヒアルロニダーゼは、下記の用途で使用されています：

• フローサイトメトリー[3]
• 推定上の精原幹細胞（SSC）の単離[4]
• 磁性ヒドロゲル特性における磁気刺激の影響の研究[5]
• II型コラーゲンの分布を可視化する免疫組織化学での使用[6][7]
• パッチクランプ法のためのミューラー器官のIII群神経細胞の露出[8]
• ヒドロゲルの変性[9]

生物化学的／生理学的作用

これらの酵素は、ヒアルロン酸、コンドロイチン、および硫酸コンドロイチン内のβ-N-アセチルヘキソサミン-[1→4] グリコシド結合をランダムに切断します。

単位の定義

1単位は、37ºC、pH 5.35で1分間に0.75 μgの多糖ヒアルロン酸を分解させます（45分後のBSAとの複合体形成時に比濁吸光法（λ：600 nm）によって測定）。

物理的形状

ラクト-スを含む凍結乾燥粉末

その他情報

より詳細な情報につきましては、www.sigma-aldrich.com/enzymeexplorerのenzymes for complex carbohydrate analysisをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H334
• 注意書き: P261 - P284 - P501
• 危険有害性の分類: Resp. Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)