G6392

L-グルタミン

γ-irradiated, BioXtra, suitable for cell culture

• 別名: (S)-2,5-ジアミノ-5-オキソペンタン酸, L-グルタミン酸 5-アミド, レボグルタミド
• 化学式: H₂NCOCH₂CH₂CH(NH₂)CO₂H
• CAS番号: 56-85-9
• 分子量: 146.14
• Beilstein: 1723797
• EC Number: 200-292-1
• MDL番号: MFCD00008044
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32160406
• PubChem Substance ID: 24895254
• NACRES: NA.75

特性

• 品質水準: 200
• 無菌性: γ-irradiated
• 製品種目: BioXtra
• フォーム: powder
• 包装: vial of 0.292 g
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: endotoxin, tested
• 色: white to faint yellow
• mp: 185 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: H₂O: 10 mL/vial, clear to slightly hazy
• SMILES記法: N[C@@H](CCC(N)=O)C(O)=O
• InChI: 1S/C5H10N2O3/c6-3(5(9)10)1-2-4(7)8/h3H,1-2,6H2,(H2,7,8)(H,9,10)/t3-/m0/s1
• InChI Key: ZDXPYRJPNDTMRX-VKHMYHEASA-N
• 遺伝子情報: rat ... Ggt1(116568)

詳細

アプリケーション

L-グルタミンは培地サプリメントとして次のような用途で使用されてきました：

• 蝸牛の器官型培養[1]
• HeLa細胞培養用イスコフ改変ダルベッコ培地[2]
• 肝細胞初代培養用ダルベッコ改変イーグル培地[3]

生物化学的／生理学的作用

L-グルタミンは必須アミノ酸の1つで、培養培地の重要な構成成分であり、培養細胞の主なエネルギー源となります。細胞の性能を最適にするためには、通常は培地を使用する前にL-グルタミンを補充する必要があります。

グルタミンは、細胞mTOR（哺乳類ラパマイシン標的タンパク質）シグナル伝達を介してタンパク質代謝回転を媒介しています。また、アポトーシスの阻害に関与していることも知られています。[4]

L-グルタミンは、培養細胞の主なエネルギー源となる重要な培地成分である必須アミノ酸です。L-グルタミンは、乾燥粉末および凍結溶液の状態で非常に安定です。しかし、液体培地やストック溶液において、L-グルタミンは比較的速く分解します。最適な細胞の性能には通常、使用前の培地へのL-グルタミンの添加が必要です。

包装

50 mLアンバ-セラムバイアル(ゴム栓付き)。

適合性

細胞培養用途、特に無血清細胞培養への使用に適しています。

再構成

10 mL滅菌水で復元すると、200 mM溶液になります。

その他情報

現在の無血清培地組成には、ジペプチドL-Ala-L-Glnが頻用されます。これにより、in vitroにおいて安定型のグルタミンが培地に提供されます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)