C4881

クロルテトラサイクリン 塩酸塩

≥91.0% dry basis (HPLC)

• 別名: 7-クロロテトラサイクリン 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₂₃ClN₂O₈ · HCl
• CAS番号: 64-72-2
• 分子量: 515.34
• Beilstein: 3858364
• EC Number: 200-591-7
• MDL番号: MFCD00082440
• UNSPSCコード: 51102829
• PubChem Substance ID: 24892735
• NACRES: NA.85

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥91.0% dry basis (HPLC)
• フォーム: powder
• pKa (25 °C): 3.3; 7.4; 9.3
• mp: 210-215 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: 1 M NaOH: 50 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Cl.CN(C)[C@H]1[C@@H]2CC3C(=C(O)[C@]2(O)C(=O)C(C(N)=O)=C1O)C(=O)c4c(O)ccc(Cl)c4[C@@]3(C)O
• InChI: 1S/C22H23ClN2O8.ClH/c1-21(32)7-6-8-15(25(2)3)17(28)13(20(24)31)19(30)22(8,33)18(29)11(7)16(27)12-10(26)5-4-9(23)14(12)21;/h4-5,7-8,15,26,28-29,32-33H,6H2,1-3H3,(H2,24,31);1H/t7?,8-,15-,21-,22-;/m0./s1
• InChI Key: CBHYYLPALVVVEY-LYNLVHCPSA-N

詳細

詳細

化学構造：テトラサイクリン

アプリケーション

クロルテトラサイクリンは、ヒト精子の先体反応の完了に必要なCa+2流入を検出するために、蛍光分析に使用されました。[1][2]

生物化学的／生理学的作用

クロルテトラサイクリンは、Streptomyces aureofaciens（ストレプトマイセスオーレオファシエンス）のいくつかの菌株によって産生される抗生物質です。30Sサブユニットへのアミノアシル-tRNAの結合を妨げて、たんぱく質合成（延長）を阻害します。グラム陽性菌には有効ですが、グラム陰性菌に対する有効性はテトラサイクリンより低くなっています。
抵抗機構：細胞壁透過性の喪失。

その他情報

凍結貯蔵したクロルテトラサイクリン塩酸塩は、少なくとも4年にわたって安定性が維持されると予想されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H317,H319,H335,H361fd
• 注意書き: P202 - P261 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Repr. 2 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves