APOBRDU

フローサイトメトリーキット アポトーシス検出用

• UNSPSCコード: 12352207
• NACRES: NA.32

特性

• 使用法: sufficient for 60 cell suspensions
• 包装: pkg of 1 kit
• テクニック: flow cytometry: suitable
• アプリケーション: cell analysis; detection
• 検出方法: fluorometric
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: 2-8°C

詳細

アプリケーション

フルオレセイン標識抗BrdU抗体を用いて検出した場合、Br-dUTPのさらに大きな取込みにより、フローサイトメトリーによるさらに強いシグナルが示されます。ヨウ化プロピジウム／RNase A溶液がキットに含まれており、全DNAを対比染色できます。 APOBRDUは、ヒト非小細胞肺癌のフローサイトメトリーアッセイで使用されています。[1]APOBRDUは、HeLa細胞の細胞周期とアポトーシスアッセイ、[2]およびヒト神経芽腫細胞株のtunelアッセイに使用されています。[3]

特徴および利点

Br-dUTPは、ビオチンまたはジゴキシゲニン標識dUTP、あるいはフルオレセインやBODIPYのような蛍光色素標識されたデオキシヌクレオチドに比べて多く取り込まれることから、検出感度が改善されます。

包装

このキットは2個包装で、どちらもウェットアイスで保冷輸送しています。製品到着次第、 APO-PART1を-20°C、APO-PART2を2～4°Cで保存してください。

原理

Br-dUTPは、FITCなどの大きな色素分子やビオチン、ジゴキシゲニンで標識されたデオキシウリジン三リン酸に比べ、DNAフラグメントに迅速に取り込まれます。アポトーシスを判定する生物学的特徴の一つとして、ゲノムDNAが180～200 bpのフラグメントに分解された、いわゆる"DNAラダー"があります。この断片化により、DNA切断物には多数の3'-ヒドロキシル部位が生じます。APO-BRDUキットではこの特性を利用し、ブロモデオキシウリジン三リン酸(Br-dUTP)を用いて3'-ヒドロキシル部位を標識することにより、アポトーシス細胞を同定できるようになっています。Br-dUTPは、ターミナルトランスフェラーゼ(TdT)の酵素反応によって、二本鎖または一本鎖DNAの3'-ヒドロキシル部位に結合します。非アポトーシス細胞の場合、有効な3'-ヒドロキシル部位がないためBr-dUTPは取り込まれません。

キットの構成要素のみ

• Br-dUTP 480 μL
• Fluorescein PRB-1 antibody 300 μL
• Negative control cells 5 mL
• PI/RNase staining buffer 30 mL
• Positive control cells 5 mL
• Reaction buffer .6 mL
• Rinsing buffer 120 mL
Terminal deoxynucleotidyl transferase (TdT) 45 μL
Wash buffer 120 mL

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安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H317,H319,H334,H350
• 注意書き: P202 - P210 - P280 - P303 + P361 + P353 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Carc. 1B - Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• 引火点(°F): 55.4 °F
• 引火点(℃): 13 °C