A7606

アプリンジン 塩酸塩

≥98% (HPLC), solid

• 別名: N-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-N',N'-ジエチル-N-フェニル-1,3-プロパンジアミン塩酸塩, Amidonal（アドミナール）
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₃₀N₂ · HCl
• CAS番号: 33237-74-0
• 分子量: 358.95
• EC Number: 251-418-7
• MDL番号: MFCD01698392
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329770937
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: solid
• 保管条件: desiccated
• 溶解性: H₂O: >10 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Cl.CCN(CC)CCCN(C1Cc2ccccc2C1)c3ccccc3
• InChI: 1S/C22H30N2.ClH/c1-3-23(4-2)15-10-16-24(21-13-6-5-7-14-21)22-17-19-11-8-9-12-20(19)18-22;/h5-9,11-14,22H,3-4,10,15-18H2,1-2H3;1H
• InChI Key: KIPFVRHNAAZJOD-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

アプリンジン塩酸塩はクラスIb抗不整脈性のhERGチャネルブロッカーです。 アプリンジン塩酸塩はカルモジュリン刺激環状3':5'-ヌクレオチドホスホジエステラーゼおよび Ca-ATPアーゼの活性も抑制します。

生物化学的／生理学的作用

アプリンジン塩酸塩はIb群抗不整脈薬であり、hERGチャネル遮断薬です。アプリンジンは、リドカインやプロカインアミドと構造が類似しており、心室期外脱分極、心室頻脈、上室性不整脈を来した患者の治療に有効です。アプリンジンは、カルモジュリンによるウシ脳3':5'-サイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼ(EC 3.1.4.17)の活性化を阻害し、カルモジュリンによって刺激されるCa-ATPase(ATPホスホヒドロラーゼ、EC 3.6.1.3)活性を阻害します。

特徴および利点

本化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transductionのカリウムチャネルのページに掲載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P270 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves