A8054

D(−)-2-アミノ-5-ホスホノペンタン酸

NMDA receptor antagonist

• 別名: D(−)-AP-5, D(−)-APV, D-2-アミノ-5-ホスホノ吉草酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₅H₁₂NO₅P
• CAS番号: 79055-68-8
• 分子量: 197.13
• MDL番号: MFCD00078839
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 24891311
• NACRES: NA.26

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• フォーム: powder
• 光学純度: optical purity: ≥90% (HPLC, Marfey′s reagent)
• テクニック: ligand binding assay: suitable
• 色: white
• mp: 245-246 °C
• SMILES記法: N[C@H](CCCP(O)(O)=O)C(O)=O
• InChI: 1S/C5H12NO5P/c6-4(5(7)8)2-1-3-12(9,10)11/h4H,1-3,6H2,(H,7,8)(H2,9,10,11)/t4-/m1/s1
• InChI Key: VOROEQBFPPIACJ-SCSAIBSYSA-N
• 遺伝子情報: mouse ... Grin2a(14811) ; rat ... Grik1(29559) , Grin2a(24409) , Grin2b(24410) , Grin2c(24411) , Grin2d(24412)

詳細

アプリケーション

D(-)-2-アミノ-5-ホスホノペンタン酸は、BNST（分界条の床核）を前処理して、ORX-A（オレキシン-A）によるBNSTへの不安の誘発を抑えるために使用されています。

生物化学的／生理学的作用

NMDAアンタゴニストは筋弛緩特性を有し、虚血によって誘発される脳損傷からニューロンを保護することが知られています。2-アミノ-5-ホスホノペンタン酸は、イオントフォレーシスによって誘発されるNMDAの脱分極を遮断することが証明されています。

抗痙攣薬；強力かつ選択的なN-メチル-D-アスパラギン酸（NMDA）受容体アンタゴニスト；2-アミノ-5-ホスホノペンタン酸のエナンチオマー（鏡像異性体）。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves