E4642

(±)-エピネフリン 塩酸塩

≥98% (TLC), powder, adrenergic receptor agonist

• 別名: (±)-アドレナリン, 4-(1-ヒドロキシ-2-[メチルアミノ]エチル)-1,2-ベンゼンジオール 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₉H₁₃NO₃ · HCl
• CAS番号: 329-63-5
• 分子量: 219.67
• EC Number: 206-346-0
• MDL番号: MFCD00050562
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278422
• NACRES: NA.77

特性

• product name: (±)-エピネフリン 塩酸塩,
• 品質水準: 200
• 溶解性: H₂O: 50 mg/mL
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: OC(CNC)C1=CC=C(O)C(O)=C1.Cl
• InChI: 1S/C9H13NO3.ClH/c1-10-5-9(13)6-2-3-7(11)8(12)4-6;/h2-4,9-13H,5H2,1H3;1H
• InChI Key: ATADHKWKHYVBTJ-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ADRA1A(148) , ADRA1B(147) , ADRA1D(146) , ADRA2A(150) , ADRA2B(151) , ADRA2C(152) , ADRB1(153) , ADRB2(154) , ADRB3(155)

詳細

詳細

エピネフリン（アドレナリン）は、酵素フェニルエタノールアミン N-メチルトランスフェラーゼの作用によりノルエピネフリン（ノルアドレナリン）から合成されます。エピネフリンは、中枢神経系の全カテコールアミンの5～10％を占めます。α/β-アドレナリン受容体両方のアゴニストであり、これらの受容体を刺激します。副腎髄質で合成され、血管系を通じて運ばれます。中枢神経系（CNS）、肝臓、腎臓で分解されます。

アプリケーション

(±)-エピネフリン塩酸塩は以下の用途に使用されています：

• ヒト腎近位尿細管上皮細胞におけるレナラーゼ発現の誘導
• 雄ウシの心拍数および眼温測定に対するエピネフリンの効果をテストするための注入研究
• 内皮前駆細胞を刺激するため培地に添加

生物化学的／生理学的作用

エピネフリンは心肺蘇生中の体血圧を改善し、心不全において使用されます。エピネフリン値は、外傷、敗血症、低血糖時に増加し、心拍数と収縮性が増加します。急性アナフィラキシーの治療に使用されます。エピネフリン塩酸塩を使用すると、眼内レンズ（IOL）の挿入手術中に瞳孔を拡張することができます。

アドレナリン受容体アゴニスト。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301 + H311,H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P280 - P301 + P310 - P302 + P352 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 3 Oral - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges