A4487

アフィジコリン（Aphidicolin）、調製済み溶液

from Nigrospora sphaerica

• 別名: ICI 69653, NSC-234714
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₃₄O₄
• CAS番号: 38966-21-1
• 分子量: 338.48
• EC Number: 200-664-3
• MDL番号: MFCD00083214
• UNSPSCコード: 51102829
• NACRES: NA.85

特性

• 由来生物: Nigrospora sphaerica
• 品質水準: 200
• 蒸気圧: 0.55 hPa ( 20 °C)
• 形状: liquid
• 色: clear colorless
• 溶解性: H₂O: miscible (completely)
• 抗生物質活性スペクトル: neoplastics; viruses
• 作用機序: DNA synthesis | interferes; enzyme | inhibits
• 保管温度: −20°C
• InChI: 1S/C20H34O4/c1-17(11-21)15-4-3-13-9-14-10-19(13,7-8-20(14,24)12-22)18(15,2)6-5-16(17)23/h13-16,21-24H,3-12H2,1-2H3/t13-,14+,15-,16+,17-,18-,19-,20-/m0/s1
• InChI Key: NOFOAYPPHIUXJR-APNQCZIXSA-N

詳細

詳細

アフィディコリンは、さまざまな細胞株で細胞周期同期のために使用される抗ウイルス特性および有糸分裂阻害特性を持つ四環系ジテルペンです。

アプリケーション

アフィディコリン（Nigrospora sphaerica（ニグロスポラ・スフェリカ）由来）は、タバコBY-2細胞の細胞周期同期のために使用されました。細胞がS期に入るのを阻止するために使用されます。

生物化学的／生理学的作用

アフィディコリンは、DNAの複製を担うDNAポリメラーゼαを特異的に阻害します。また、植物や酵母のα様DNAポリメラーゼも阻害しますが、RNAとタンパク質の合成は阻害しません。アフィディコリンは、特にDNA ポリメラーゼα上のdCTP特異的結合部位で競合します。アフィディコリンには抗ウイルス特性および有糸分裂阻害特性があります。細胞周期をS期で阻止します。HeLa細胞でアポトーシスを誘導することが確認されています。

包装

1 ml

物理的形状

アフィディコリン調製済み溶液は、1 mg/mL DMSO溶液の形でお届けします。

その他情報

容器は、乾燥した換気の良い場所にしっかり密閉して保管してください。保存クラス（TRGS 510）：可燃性液体

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 188.6 °F - closed cup
• 引火点(℃): 87 °C - closed cup