R7772

ロスコビチン

≥98% (TLC)

• 別名: 2-(R)-[[9-(1-メチルエチル)-6-[(フェニルメチル)アミノ]-9H-プリン-2-イル]アミノ]-1-ブタノール, 6-(ベンジルアミノ)-2(R)-[[1-(ヒドロキシメチル)プロピル]アミノ]-9-イソプロピルプリン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₂₆N₆O
• CAS番号: 186692-46-6
• 分子量: 354.45
• MDL番号: MFCD02266401
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278682
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• 形状: powder
• mp: 106-107 °C
• 溶解性: chloroform: 50 mg/mL, clear, colorless to light yellow
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC[C@H](CO)Nc1nc(NCc2ccccc2)c3ncn(C(C)C)c3n1
• InChI: 1S/C19H26N6O/c1-4-15(11-26)22-19-23-17(20-10-14-8-6-5-7-9-14)16-18(24-19)25(12-21-16)13(2)3/h5-9,12-13,15,26H,4,10-11H2,1-3H3,(H2,20,22,23,24)/t15-/m1/s1
• InChI Key: BTIHMVBBUGXLCJ-OAHLLOKOSA-N
• 遺伝子情報: human ... CDK1(983) , CDK2(1017) , CDK5(1020) , CDK7(1022) , CDK9(1025) , CDKN1A(1026) , CDKN1B(1027) , CDKN1C(1028) , CDKN2A(1029) , CDKN2B(1030) , CDKN2C(1031) , CDKN2D(1032) , CDKN3(1033) ; mouse ... CDK1(12534) ; rat ... CDK1(54237)

詳細

アプリケーション

Roscovitineは以下の用途に使用されています：

• ブタ卵母細胞を前培養するためのp34cdc2/サイクリンBキナーゼの阻害剤
• In vitroで成体ヤギの卵丘-卵母細胞複合体（COC）を未成熟化するためのTCM199培地のサプリメントとして
• 星状細胞（アストロサイト）馴化培地のサイクリン依存性キナーゼ5（CDK5）阻害剤として
• hESCを処理するための培地のCDK2阻害剤として

生物化学的／生理学的作用

Roscovitine（ロスコビチン）はプリン由来の阻害剤であり、がん細胞のアポトーシスを刺激します。また、これはマイトジェン活性化タンパク質キナーゼ（MAPK）およびM期促進因子（MPF）キナーゼ活性に対する阻害作用を有します。Roscovitineは減数分裂を停止させるため、胚発生が阻止されることが知られています。

ロスコビチンは、サイクリン依存性キナーゼの強力な選択的阻害剤です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のCDKのページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

この化合物は、アポトーシスの研究にとって注目の製品です。こちらをクリックして、特徴のあるより多くのアポトーシス製品をご覧ください。その他の研究領域の生物活性低分子については、sigma.com/discover-bsmで詳細をお読みください。

法的情報

CNRSとのライセンス契約に基づき販売しています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)