A2661

アセチルコリンクロリド

suitable for cell culture

• 別名: ACh
• 化学式: (CH₃)₃N⁺CH₂CH₂OCOCH₃Cl^-
• CAS番号: 60-31-1
• 分子量: 181.66
• Beilstein: 3571875
• EC Number: 200-468-8
• MDL番号: MFCD00011698
• UNSPSCコード: 12352209
• eCl@ss: 32190102
• PubChem Substance ID: 24890686
• NACRES: NA.75
• 由来生物: synthetic
• フォーム: powder
• アッセイ: ~99%

特性

• 由来生物: synthetic
• 品質水準: 200
• アッセイ: ~99%
• フォーム: powder
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• mp: 146-150 °C (lit.)
• 溶解性: water: 100 mg/mL, clear, colorless
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].CC(=O)OCC[N+](C)(C)C
• InChI: 1S/C7H16NO2.ClH/c1-7(9)10-6-5-8(2,3)4;/h5-6H2,1-4H3;1H/q+1;/p-1
• InChI Key: JUGOREOARAHOCO-UHFFFAOYSA-M
• 遺伝子情報: human ... CHRM3(1131)

詳細

アプリケーション

アセチルコリンクロリドは、アセチルコチン（ACh）のイオン泳動の一般的な媒体であるアセチルコリンの調製に使用されています。[1]また、cAMP（サイクリックアデノシン一リン酸）アッセイにおいてaNS-1誘導ニューロンを処理するために使用されており、Gタンパク質結合受容体（GPCR）への影響力を調べるためにも使用されています。[2]

生物化学的／生理学的作用

塩化アセチルクロリンを体重1 kg当たり20 mg注入すると、実験的に敗血症を誘発させたマウスの死亡率および血漿中炎症誘発性サイトカインが減少します。コリン作動性抗炎症機序は、おそらくアセチルコリンと単球、マクロファージおよび好中球上のα7nコリン受容体の相互作用に媒介されると思われ、この機序はTNF-α、IL-1β、IL-6などの炎症誘発性サイトカインの濃度を低下させます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves