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クロシン

for microscopy

• 別名: クロセチン ジゲンチオビオース エステル
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₄H₆₄O₂₄
• CAS番号: 42553-65-1
• 分子量: 976.96
• EC Number: 255-881-6
• MDL番号: MFCD00017495
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 57647630
• NACRES: NA.47

特性

• グレード: for microscopy
• フォーム: solid
• 適合性: suitable for microscopy
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CC(=C\C=C\C=C(C)\C=C\C=C(/C)C(=O)O[C@@H]1O[C@H](CO[C@@H]2O[C@H](CO)[C@@H](O)[C@H](O)[C@H]2O)[C@@H](O)[C@H](O)[C@H]1O)\C=C\C=C(\C)C(=C)CO[C@@H]3O[C@H](CO[C@@H]4O[C@H](CO)[C@@H](O)[C@H](O)[C@H]4O)[C@@H](O)[C@H](O)[C@H]3O
• InChI: 1S/C46H68O23/c1-21(12-8-14-23(3)25(5)18-62-43-40(59)36(55)32(51)28(67-43)19-63-44-38(57)34(53)30(49)26(16-47)65-44)10-6-7-11-22(2)13-9-15-24(4)42(61)69-46-41(60)37(56)33(52)29(68-46)20-64-45-39(58)35(54)31(50)27(17-48)66-45/h6-15,26-41,43-60H,5,16-20H2,1-4H3/b7-6+,12-8+,13-9+,21-10-,22-11+,23-14-,24-15+/t26-,27-,28-,29-,30-,31-,32-,33-,34+,35+,36+,37+,38-,39-,40-,41-,43-,44-,45-,46+/m1/s1
• InChI Key: LUVDBMJRTUBHNX-RSXXRLSLSA-N

詳細

詳細

クロシン（CR）は、 Gardenia jasmi-noides Ellis（クチナシ）やCrocus sativus（サフラン）に見られる水溶性カロテノイドです。その構造には2つのD-ゲンチオビオシド グリコシルエステルがあります。CRはサフランの赤色のもととなっている主要な生理活性化合物の1つです。

サフラン中に見出される高度に不飽和なジテルペンジカルボン酸エステル。

アプリケーション

クロシンは、以下の用途に使用されています：

• 高速液体クロマトグラフィー法を用いて、Crocus sativus L.抽出物での存在を検出するための参照標準品として
• ラットのドキソルビシン誘発腎毒性に対する抗酸化剤、抗炎症剤としての保護効果の調査
• SiHa細胞とメスのBALB/cヌードマウスにおけるオートファジーとアポトーシスの促進、子宮頸癌の進行抑制に果たす役割および抗腫瘍効果の試験
• ラットのシスプラチン（CIS）誘発精巣毒性に対する保護効果を試験するための、シスプラチンとの同時処置として

生物化学的／生理学的作用

クロシンには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗がん作用、抗変性作用、抗糖尿病作用があります。

クロシンは、エタノールによる学習機能の損傷のいくつかを緩和し、エタノールによる海馬の長期間増強(LTP)の阻害を防止します。これは、学習と記憶の基礎となる活性依存のシナプス可塑性の形態です。関連するCNS効果は、ジゲンチオビオースエステルに特異的です。クロセチングルコースゲンチオビオースには半分の強度で、ジグルコースエステルはまったく効果がありません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)