15205

ブラスチシジンS 塩酸塩

• 別名: ブラスチシジンS
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₂₆N₈O₅ · HCl
• CAS番号: 3513-03-9
• 分子量: 458.90
• MDL番号: MFCD02091640
• UNSPSCコード: 51102829
• PubChem Substance ID: 57647341
• NACRES: NA.76

特性

• 形状: powder
• 品質水準: 200
• 色: white to off-white
• 溶解性: acetic acid: water: soluble, clear, colorless
• 抗生物質活性スペクトル: fungi
• アプリケーション: agriculture; environmental
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Cl[H].CN(CC[C@@H](N)CC(=O)N[C@H]1C=C[C@@H](O[C@@H]1C(O)=O)N2C=CC(N)=NC2=O)C(N)=N
• InChI: 1S/C17H26N8O5.ClH/c1-24(16(20)21)6-4-9(18)8-12(26)22-10-2-3-13(30-14(10)15(27)28)25-7-5-11(19)23-17(25)29;/h2-3,5,7,9-10,13-14H,4,6,8,18H2,1H3,(H3,20,21)(H,22,26)(H,27,28)(H2,19,23,29);1H/t9-,10+,13-,14+;/m1./s1
• InChI Key: YQXYQOXRCNEATG-ZAYJLJTISA-N

詳細

詳細

ブラスチシジンSはアミノアシルヌクレオシドクラスの抗体に属します。細菌と真核生物のタンパク質合成を阻害します。また、殺菌効果もあり、イネのイモチ病を防ぎます。

化学構造：ヌクレオシド

アプリケーション

ブラスチシジンSは抵抗性遺伝子bls、bsr、またはBSDを含む組み換え細胞用選択試薬として用いられます。ブラスチシジンSはTLR-2コンストラクトのHEK293-T細胞やHEK-D5細胞の選択に用いれています。また、ペプチド結合形成レベルでのタンパク質合成研究にも用いられます。

生物化学的／生理学的作用

ブラスチシジンSは終結因子により誘導されるペプチジル-tRNAの加水分解を阻害します。tRNAとリボソームのラージサブユニットの結合を強め、一定の割合でペプチド結合形成を阻害します。

包装

底の開いたガラス瓶内容物は内部に挿入され接着された円錐部に入っています。

その他情報

容器は固く閉め、乾燥した、通気の良い場所で保管してください。乾燥した場所に保管してください。ストレージクラス（TRGS 510）：不燃、急性毒性区分1および2／非常に危険有害な物質

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300
• 注意書き: P264 - P270 - P301 + P310 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 1 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges