M3501

8-メトキシソラレン

analytical standard

• 別名: 8-MOP, 9-メトキシフロ[3,2-g][1]ベンゾピラン-7-オン, アンモイジン, キサントトキシン, メトキサレン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₈O₄
• CAS番号: 298-81-7
• 分子量: 216.19
• Beilstein: 196453
• EC Number: 206-066-9
• MDL番号: MFCD00005009
• UNSPSCコード: 41116107
• PubChem Substance ID: 24896845
• NACRES: NA.24

特性

• グレード: analytical standard
• 品質水準: 100
• 形状: crystals; fibers; powder
• テクニック: HPLC: suitable; gas chromatography (GC): suitable
• 色: white to yellow
• mp: 148-150 °C (lit.)
• 溶解性: H₂O: slightly soluble; acetic acid: soluble
• アプリケーション: food and beverages
• フォーマット: neat
• SMILES記法: COc1c2OC(=O)C=Cc2cc3ccoc13
• InChI: 1S/C12H8O4/c1-14-12-10-8(4-5-15-10)6-7-2-3-9(13)16-11(7)12/h2-6H,1H3
• InChI Key: QXKHYNVANLEOEG-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: rat ... Maoa(29253)

詳細

アプリケーション

適切な計測手法に関するさらに詳しい情報につきましては、本製品の試験成績書をご参照ください。さらにサポートが必要な場合は、テクニカルサービスまでお問い合わせください。

生物化学的／生理学的作用

8-メトキシソラレン(8-MOP)と紫外線A(UV-A)照射の組み合わせはDNAへのモノ付加および鎖環架橋を誘導するため、DNA修復機構および組換え機構の研究に用いられます。正常なヒトメラニン培養細胞を8-メトキシソラレンで処理したところ、紫外線A(UV-A)を照射すると、8-メトキシソラレン-リン脂質-光付加体が形成されました。これは、ジアシルグリセロ-ルの代替として、無細胞系でタンパク質キナ-ゼCを活性化できる可能性があります。8-MOPは精製組換えシトクロムP450に対する不活性化剤です。また、[Ca²⁺]の上昇抑制によって、サブスタンスP活性化ラット腹膜マスト細胞からのサブスタンスP誘導性ヒスタミン遊離を阻害します。

注意

遮光保存してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H317,H341,H351
• 注意書き: P202 - P261 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Carc. 2 - Muta. 2 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves