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(S)-(+)-カルボン

96%

• 別名: (+)-カルボン, (S)-5-イソプロペニル-2-メチル-2-シクロへキセノン, p-メンタ-6,8-ジエン-2-オン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₄O
• CAS番号: 2244-16-8
• 分子量: 150.22
• Beilstein: 2042970
• EC Number: 218-827-2
• MDL番号: MFCD00062997
• UNSPSCコード: 12352115
• PubChem Substance ID: 24867255
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 96%
• フォーム: liquid
• 光学活性: [α]23/D +55.0±7°, neat
• 屈折率: n20/D 1.497 (lit.)
• bp: 96-98 °C/10 mmHg (lit.)
• 密度: 0.96 g/mL at 25 °C (lit.)
• 官能基: ketone
• SMILES記法: CC(=C)[C@H]1CC=C(C)C(=O)C1
• InChI: 1S/C10H14O/c1-7(2)9-5-4-8(3)10(11)6-9/h4,9H,1,5-6H2,2-3H3/t9-/m0/s1
• InChI Key: ULDHMXUKGWMISQ-VIFPVBQESA-N

詳細

詳細

(S)-(+)-カルボンは、主にキャラウェイやディルの種子油にみられるモノテルペンであり、化粧品、食品、医薬品の製造に使用されます。[1]

アプリケーション

(S)-(+)-カルボンは、以下を合成するための出発物質として使用できます：

• (-)- サマデリンY（五環式クァシノイド）。[2]
• (-)- アンブロックス（アンバーグリスのにおいの原因となるテルペノイド）。[3]
• シアン化カリウムを共役付加させた後、塩基触媒ロビンソン環化反応を行うことによる、3β-アセトキシドリメニン（セスキテルペン）。[4]
• トリロボリド、ノルトリロボリド、タプシビロシンFなどのタプシガルギンファミリーメンバー。[5]

包装

(S)-(+)-カルボンは、主にキャラウェイやディルの種子油にみられるモノテルペンであり、化粧品、食品、医薬品の製造に使用されます。[1]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H317
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P302 + P352 - P333 + P313 - P362 + P364
• 危険有害性の分類: Skin Sens. 1A
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 204.1 °F - closed cup
• 引火点(℃): 95.6 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)