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Merck

C9263

Sigma-Aldrich

コラゲナーゼ Clostridium histolyticum由来

Type V, ≥1 FALGPA units/mg solid, >125 CDU/mg solid

別名:

クロストリジオペプチダーゼA

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

品質水準

形状

powder

比活性

≥1 FALGPA units/mg solid
>125 CDU/mg solid

分子量

113-114 kDa

溶解性

TESCA buffer (50 mM TES, 0.36 mM Calcium chloride, pH 7.4): soluble 1-2 mg/mL

アプリケーション

diagnostic assay manufacturing

保管温度

−20°C

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詳細

Clostridium histolyticumコラゲナーゼ(CCH)は、I型およびII型の2つに分類されます。いすれのタイプも1本鎖ポリペプチドで、分子量はそれぞれ114kDa~113kDaです。CCH Iはタンデムドメインを有し、CCH IIはコラーゲン結合のための単一ドメインを有します。

アプリケーション

Clostridium histolyticumから得たコラゲナーゼは、う蝕原性菌Streptococcus mutansによるコラーゲンの分解を調べる研究に使用されています。Clostridium histolyticumから得たコラゲナーゼは、コラゲナーゼ存在下でのコラーゲンマイクロネットワークの存続性を調べる研究にも使用されています。
コラゲナーゼは、進行グリコシル化最終産物(AGE)の研究に使用する動脈組織の調製に使用されています。この酵素は、他のプロテアーゼと共に、ヒト腫瘍、マウス肝臓、ヒト脳および肺上皮組織などの脱凝集にも使用されています。また、肝臓および腎臓灌流試験、膵臓の分解および非実質肝細胞の分離にも有効です。この製品は、ヒト皮膚線維芽細胞一次培養物を増殖することを目的としたパーキンソン病患者の前腕皮膚生検物の分解にも使用されています。Sigmaのコラゲナーゼはグルコキナーゼの機能を評価する研究でげっ歯類膵島を分離するために使用されています。

生物化学的/生理学的作用

Clostridium histolyticumコラゲナーゼ(CCH)は、特にコラーゲンに作用する分解酵素で、線維増殖性疾患のDupuytren拘縮の治療に有用です。
コラゲナーゼは、モル酵素あたり 4 グラム原子カルシウムによって活性化されます。 本製品は、エチレングリコール-ビス(β-アミノエチルエーテル) - N, N, N′,N′-四酢酸、β-メルカプトエタノール、グルタチオン、チオグリコール酸、および 8-ヒドロキシキノリンによって阻害されます。

単位の定義

1 コラーゲン消化単位(CDU)は、ウシアキレス腱由来コラーゲンからペプチドを遊離し、カルシウムイオン存在下、pH 7.4、37°C、5 時間のニンヒドリン呈色における、1.0 umol のロイシンに相当します。1 FALGPA 加水分解単位は、25°Cで、1 分間あたりに、1.0 umol の furylacryloyl-Leu-Gly-Pro-Ala を加水分解します。1 中性プロテアーゼ単位は、pH 7.5、37°Cでカゼインを加水分解し、5 時間あたり1.0 umol のチロシンに相当する色を生成します。1 クロストリパイン単位は、DTT の存在下、pH 7.6、25°Cで、1 分間あたり 1.0 umol の BAEE を加水分解します。

アナリシスノート

クロストリパイン活性、非特異的中性プロテア-ゼ活性、およびトリプシン活性も有しています。

ピクトグラム

Health hazardExclamation mark

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

C9263-5G-PW:
C9263-100MG-PW:
C9263-1G:
C9263-VAR:
C9263-25MG:
C9263-1G-PW:
C9263-500MG:
C9263-25MG-PW:
C9263-BULK:
C9263-100MG:
C9263-5G:
C9263-500MG-PW:


試験成績書(COA)

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Nicolai M Doliba et al.
American journal of physiology. Endocrinology and metabolism, 302(1), E87-E102 (2011-09-29)
It was reported previously that isolated human islets from individuals with type 2 diabetes mellitus (T2DM) show reduced glucose-stimulated insulin release. To assess the possibility that impaired bioenergetics may contribute to this defect, glucose-stimulated respiration (Vo(2)), glucose usage and oxidation
Collagenase Clostridium histolyticum: emerging practice patterns and treatment advances
Warwick D, et al.
Journal of Plastic Surgery and Hand Surgery, 50(5), 251-261 (2016)
Maria Orfanoudaki et al.
Marine drugs, 18(1) (2020-01-08)
Mycosporine-like amino acids (MAAs) are water-soluble metabolites, reported to exhibit strong UV-absorbing properties. They have been found in a wide range of marine organisms, especially those that are exposed to extreme levels of sunlight, to protect them against solar radiation.
Daniela Frasca et al.
Frontiers in immunology, 11, 392-392 (2020-03-19)
We have previously shown that the human obese adipose tissue (AT) contributes to increased secretion of adipocyte-specific IgG antibodies in individuals with obesity. This occurs without any exogenous stimulation, because the ongoing process of cell death in the obese AT
Ali Jazayeri et al.
Nature, 546(7657), 254-258 (2017-06-01)
Glucagon-like peptide 1 (GLP-1) regulates glucose homeostasis through the control of insulin release from the pancreas. GLP-1 peptide agonists are efficacious drugs for the treatment of diabetes. To gain insight into the molecular mechanism of action of GLP-1 peptides, here

プロトコル

N-(3-[2-フリル]アクリロイル)-Leu-Gly-Pro-Alaを、連続分光光度法による速度測定(345 nm)で使用して、コラゲナーゼ活性を測定します。コラゲナーゼは、コラーゲンペプチド結合を加水分解します。

To measure collagenase activity, N-(3-[2-Furyl]acryloyl)-Leu-Gly-Pro-Ala is used in a continuous spectrophotometric rate determination at 345 nm. Collagenase hydrolyzes collagen peptide bonds.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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