P8038

細菌プロテイナーゼ

Type XXIV, 7.0-14.0 units/mg solid, lyophilized powder

• 別名: プロテイナーゼ Bacillus licheniformis由来, Subtilisin Carlsberg, アルカリプロテアーゼ, ズブチロペプチダーゼ A, プロテアーゼ Bacillus licheniformis由来
• CAS番号: 9014-01-1
• Enzyme Commission number: 3.4.21.62 (BRENDA, IUBMB)
• EC Number: 232-752-2
• MDL番号: MFCD00132092
• UNSPSCコード: 12352204
• eCl@ss: 32160410
• NACRES: NA.54

特性

• タイプ: Type XXIV
• 形状: lyophilized powder
• 比活性: ≤0.05 Kunitz units/mg solid RNase; ≤5.0 Kunitz units/mg solid DNase; 7.0-14.0 units/mg solid
• 分子量: 27 kDa
• 精製方法: crystallization
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C

詳細

特異性

スブチリシン Aは、セリン S8 エンドプロテアーゼファミリーに属します。幅広い特異性を持ち、P1 位置の大きな非電荷残基を好みます。本製品は、ネイティブおよび変性タンパク質を加水分解し、アルカリ条件下で活性を示します。

アプリケーション

Sigma の本酵素は、ラット心臓の心室組織ホモジナイズ由来全ミトコンドリアポピュレーションの遊離最適化に使用されています。また、ヒトおよびウイルス DNA の検出のための、ホルマリン固定、パラフィン-ワックス包埋肝検体のプレハイブリダイゼーション処理にも使用されています。

本製品は、Bacillus licheniformisの発酵物から分離された、タンパク質分解酵素です。本製品は、ネイティブおよび変性タンパク質に対して幅広い特異性を持ち、アルカリ条件下で活性のあるセリンエンドプロテアーゼです。 スブチリシンカールスバーグとしても知られる、製品 P8038 は、心臓ミトコンドリア NHE1のサイレンシング実験のための、心臓細胞の加水分解に使用されています。

生物化学的／生理学的作用

プロテアーゼは、ペプチド結合の加水分解によってタンパク質を分解します。 プロテアーゼは、フッ化フェニルメチルスルホニル（PMSF）やジイソプロピルフルオロホスフェートなどのセリン活性部位阻害剤によって不活化されます。

物性

スブチリシンは、ジスルフィド結合を持たない非糖タンパク質性の単一ポリペプチド鎖であり、分子量は 27 kDa です。

単位の定義

1ユニットは、pH 7.5、37°Cで、1分当たり、カゼインを加水分解し1.0 μmol(181 μg)のチロシンに相当する呈色を生ずる酵素量です(Folin-Ciocalteu試薬で発色)。

アナリシスノート

スブチリシンカールスバーグと一致するアミノ酸解析および等電点電気泳動。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS05,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H315,H318,H334,H335,H410
• 注意書き: P261 - P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Resp. Sens. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves