SRP8053

IL-35（マウス）：FC（ヒト）

recombinant, expressed in CHO cells

• 別名: T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン含有タンパク質4, インターロイキン-35
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human; mouse
• リコンビナント: expressed in CHO cells
• アッセイ: ≥98% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized
• 分子量: monomer 23 kDa by calculation (IL-12a (p35)); monomer 46 kDa by calculation (Ebi3)
• 包装: pkg of 5 μg
• テクニック: activity assay: suitable
• 不純物: <0.06 EU/μg endotoxin, tested
• 色: white
• UniProtアクセッション番号: O35228; P43431
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: mouse ... Ebi3(50498) , Il12a(16159)

詳細

詳細

研究領域：免疫と CKSインターロイキン-35（IL-35）は、制御性T細胞（Treg）によって産生されるが、休止または活性化エフェクターT細胞（Teff）により産生されない新規IL-12ファミリーサイトカインです。IL-35は、EBI3（Epstein-Barr-ウイルス誘導遺伝子3）とIL-12a（p35）で構成されるヘテロダイマータンパク質です。EBI3は、Treg細胞の発達と機能に必要な転写因子であるFoxp3の下流標的であるため、IL35のTreg細胞制限が生じます。[1][2]

アプリケーション

IL-35 は、マウスモデルにおける急性移植片対宿主病に与える免疫抑制効果を研究するために使用されています。[3]また、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子産生 T ヘルパー細胞（ThGM）の分化に与える効果の研究にも使用されています。[4]IL-35 はブレオマイシン誘発性肺線維症に対する効果の研究に使用されてきました。[5]

生物化学的／生理学的作用

制御性T細胞は、自己寛容の維持と自己免疫の防止に不可欠であり、IL-35はTreg細胞の免疫抑制機能を媒介する分子として識別されます。IL-35は、抑制性サイトカインとしてTreg細胞集団の増殖を誘導しますが、Th17細胞の発達を抑制します。マウスを用いた研究では、炎症性腸疾患の実験モデルを用いて、Treg細胞にIL-35鎖が存在しないと、炎症を抑制する細胞能力が低下することが示されています。′IL-35 は、免疫療法の潜在的なターゲットとして示唆されています。[1][2]IL-35 は、Toll 様受容体 3 および 4（TLR 3 &4）のアゴニストとインターフェロン（IFN-γ）に反応して生成されます。主に活性化 B 細胞、CD4⁺ Foxp3⁺ 制御性 T 細胞（Treg）によって分泌され、単球、平滑筋細胞、内皮細胞によって低濃度で分泌されます。[6]

物理的形状

0.2 μmのフィルターでろ過したPBS溶液から凍結乾燥。

再構成

滅菌PBSを用いて100 μg/mLに再構成します。

その他情報

Ebi3サブユニット（aa 23～228）とIL-12a（p35）サブユニット（aa 23～215）で構成されるマウスIL-35複合体は、ポリペプチドリンカーを介してヒトIgG1のFc領域に融合します。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable