SRP4901

アディポネクチン ヒト

recombinant, expressed in E. coli, ≥90% (SDS-PAGE)

• 別名: ACDC, APM-1, Acrp30, AdipoQ, GBP-28
• UNSPSCコード: 12352202

特性

• 由来生物: human
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥90% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized
• 分子量: ~30 kDa
• 包装: pkg of 25 μg
• 保管条件: avoid repeated freeze/thaw cycles
• 不純物: endotoxin, tested
• NCBIアクセッション番号: NP_004788
• UniProtアクセッション番号: Q15848
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... ADIPOQ(9370)

詳細

詳細

アディポネクチン（Acrp30、AdipoQとも呼ばれます）は、血漿中を循環する脂肪細胞固有の分泌タンパク質です。脂肪細胞の分化中に誘導され、その分泌はインスリンによって刺激されます。[1][2]このタンパク質は、カルボキシル末端球状ドメインおよびアミノ末端コラーゲンドメインを有しています。[3]この遺伝子は、ヒト染色体3q27にマップされています。[4]ヒトアディポネクチンは、マウスと約83％、ラットと約90％のアミノ酸同一性を共有しています。

アプリケーション

アディポネクチンヒトは、げっ歯類モデルにおけるアンドロステンジオン分泌および酸化ストレスに対するアディポネクチンの効果を研究するために使用されています。[5]

生物化学的／生理学的作用

アディポネクチン（Acrp30、AdipoQとも呼ばれます）は、抗アテローム性動脈硬化作用および抗炎症性を有します。[6]エネルギー恒常性および肥満など、様々な生理学的プロセスで役割を果たします。アディポネクチンの血漿レベルは肥満のヒトでは低下し、レベルの低下はインスリン抵抗性および高インスリン血症に関連しています。[2]アディポネクチン受容体、AdipoR1およびAdipoR2と相互作用することにより、抗糖尿病作用を示します。[3]また、アディポネクチンレベルの低下は、高血圧および脂質異常症とも関連しています。[2]276Gの遺伝子変異は、子宮内膜癌のリスクと関連しています。[7]

物理的形状

凍結乾燥品(25 mM Tris溶液, pH 7.4, 0.15 M NaCl, アディポネクチン1 μgあたりBSA 50 μg含有, 0.2 μmフィルター滅菌済み)。

再構成

PBS(BSAを0.1%以上含有)で濃度0.1～1.0 mg/mLに再構成してください。このストック溶液は、他の水性バッファーで希釈することができ、4°Cで1週間、-20°Cではさらに長期間保存することができます。

バイアルは、開封前に遠心してください。凍結融解の繰り返しは避けてください。

アナリシスノート

ヒト組換えアディポネクチンの活性は、マウス骨髄細胞株M1の増殖に対する阻害能によって測定されます。効果のED50は通常1～7 μg/mLです。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable