SML1244

エフィナコナゾール

≥98% (HPLC)

• 別名: (αR,βR)-, α-(2,4-ジフルオロフェニル)-β-メチル-4-メチレン-α-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-1-ピペリジンエタノール, (2R,3R)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-3-(4-メチレンピペリジン-1-イル)-1-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール, KP-103
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₈H₂₂F₂N₄O
• CAS番号: 164650-44-6
• 分子量: 348.39
• UNSPSCコード: 51111800
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 光学活性: [α]/D -85 to -95°, c = 1 in chloroform
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: 20 mg/mL, clear
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Fc1c(ccc(c1)F)[C@](O)([C@H](N3CCC(=C)CC3)C)C[n]2ncnc2
• InChI: 1S/C18H22F2N4O/c1-13-5-7-23(8-6-13)14(2)18(25,10-24-12-21-11-22-24)16-4-3-15(19)9-17(16)20/h3-4,9,11-12,14,25H,1,5-8,10H2,2H3/t14-,18-/m1/s1
• InChI Key: NFEZZTICAUWDHU-RDTXWAMCSA-N

詳細

アプリケーション

エフィナコナゾールは、下記として使用されています：

• Trichophyton rubrumおよびTrichophyton interdigitaleに対する影響を決定するために、外用抗爪真菌症薬として[1]
• 爪可溶化液への浸透性を検討するために、抗真菌薬として[2]
• Candida africanaおよびCandida dubliniensisに対する影響を検討するために、抗真菌薬として[3]

生物化学的／生理学的作用

エフィナコナゾールは、Trichophyton mentagrophytes、Trichophyton rubrum、およびCandida albicansなどの病原体に対して活性を示します。爪および皮膚のカンジダ症を引き起こすCandida種に対して有効です。エフィナコナゾールは、癜風を引き起こすMalassezia種に対しても有効です。[4]

エフィナコナゾールは、爪水虫（爪真菌症）の治療のために臨床承認されたトリアゾール系抗真菌薬です。ラノステロールからエルゴステロールに至るステロール生合成経路の酵素であるチトクロームP45014α-デメチラーゼの阻害によりステロール生合成を阻害します。エフィナコナゾールは爪への浸透性が優れているため、他の局所薬よりも効果的で、爪水虫の経口薬と同程度に効果的です。

トリアゾール系抗真菌剤；ステロール生合成の阻害剤

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H361
• 注意書き: P201 - P202 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Repr. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable