S7809

SKF-96365

≥98% (HPLC), solid

• 別名: 1-[β-(3-(4-メトキシフェニル)プロポキシ)-4-メトキシフェネチル]-1H-イミダゾール 塩酸塩, 1-[2-(4-メトキシフェニル)-2-[3-(4-メトキシフェニル)プロポキシ]エチル]イミダゾール
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₂₆N₂O₃ · HCl
• CAS番号: 130495-35-1
• 分子量: 402.91
• MDL番号: MFCD00236407
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278710
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: solid
• 色: white
• 溶解性: DMSO: >20 mg/mL; H₂O: >20 mg/mL
• SMILES記法: Cl.COc1ccc(CCCOC(Cn2ccnc2)c3ccc(OC)cc3)cc1
• InChI: 1S/C22H26N2O3.ClH/c1-25-20-9-5-18(6-10-20)4-3-15-27-22(16-24-14-13-23-17-24)19-7-11-21(26-2)12-8-19;/h5-14,17,22H,3-4,15-16H2,1-2H3;1H
• InChI Key: FWLPKVQUECFKSW-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

SKF-96365は次の用途で使用されています。

• ヒトポドサイトの非選択的一過性受容体電位チャネル6（TRPC6）ブロッカーとして。[1]
• ニューロンにおけるストア感受性Ca²⁺流入のアンタゴニストとして。[2]
• マウスの一過性受容体電位チャネル3（TRPC3）の阻害剤として。[3]

生物化学的／生理学的作用

アルキル化イミダゾール環を有するSKF-96365は、受容体媒介Ca²⁺流入および電位開口型Ca²⁺流入の選択的阻害剤です。[4]SKF-96365は、平滑心筋膜の脱分極を媒介し、アセチルコリン（ACh）誘発脱分極には影響しませんでした。[5]SKF-96365はSOCE（ストア感受性カルシウム流入）の阻害剤です。また、Homer1タンパク質の発現を阻害します。[6]SKF-96365は、1-メチル-4-フェニルピリジニウム（MPP）媒介細胞毒性下で、保護的機能を誘発します。[6]

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves