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詳細
アプリケーション
プラスミノーゲンは、ヒト血漿や細胞外液にみられる単鎖糖タンパク質です。組織プラスミノゲン活性化因子（tPA）などの特定の活性化因子は、プラスミノゲンをその活性型プラスミンに変換します。プラスミノゲンは、プラスミンへの変換の研究に使用されています[3]。
生物化学的／生理学的作用
プラスミノ-ゲンは、プロテア-ゼであるプラスミンの不活性前駆物質です。プラスミノ-ゲンは主に2種類の作用で活性化されます。片方はプラスミンのフィブリン溶解(血栓溶解)活性を生じさせる組織プラスミノ-ゲン活性化因子(tPA)の作用、もう片方は細胞外マトリックスの再構築と細胞の遊走に関連するウロキナ-ゼ型プラスミノ-ゲン活性化因子(uPA)の作用です。プラスミンは、フィブリン/フィブリノ-ゲン、ならびにblood coagulation factor V/VaおよびVIII/VIIIaを切断します。また、不活性の酵素前駆体を切断することによりマトリックスメタロプロテイナ-ゼを活性化します。さらに、vascular endothelial growth factor(VEGF)、transforming growth factor-β(TGF-β)など一部の増殖因子の活性化に関与します。
物性
天然・未変成のヒトプラスミノーゲンは、24ものジスルフィド結合を有する791アミノ酸の糖タンパク質です。プラスミノーゲンには、単一のN結合型シアリル化二分岐グリカンが含まれています。2つのO-グリカンは、末端Galにα-2-3シアリル化されたGal β-1-3GalNAcコアを有します。さらなるジシアル化型は、GalNAcへのα-2-6結合がある2番目のシアル酸残基を有します。モノおよびジシアル化型は、ヒトプラスミノーゲンにおいて80:20のモル比で生じます。
単位の定義
1単位は、pH 7.5、37°Cで1分間あたりD-Val-Leu-Lys-p-ニトロアニリドから1マイクロモルのp-ニトロアニリドを生成します。活性は、ウロキナーゼによるプラスミンへの活性化後に測定します。
再構成
溶液は、20 mMリジンを含有する中性バッファー中に保存してください。タンパク質はできるだけ濃い溶液で保存して下さい。分注して-20°Cで凍結すると数週間安定です。
アナリシスノート
ε-アミノカプロン酸フリ-
各ドナ-から得た血漿は、HIV-1/HIV-2抗体、HCV抗体およびHbSAg抗体の検査において陰性でした。
免責事項
研究用途に限ります。輸出入を含む科学目的の使用を意図するとき、この製品はフランスで規制されています（公衆衛生法典L第1211-1条2）。購入者（すなわち最終使用者）は、フランス研究省から公衆衛生法典L第1245-5-1 II.の輸入許可を取得する必要があります。本製品を発注することで、あなたは適切な輸入許可を取得したことを確認します。
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 3
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
個人用保護具 (PPE)
Eyeshields, Gloves, type N95 (US)
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
P7999-5UN-PW:
P7999-25UN-PW:
P7999-.5UN:
P7999-5UN:
P7999PROC:
P7999-10UN-PW:
P7999-PH:
P7999-BULK:
P7999-10UN:
P7999-VAR:
P7999-25UN:
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