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Merck

P0114

Sigma-Aldrich

アルカリホスファターゼ from bovine intestinal mucosa

BioUltra, ≥5,700 DEA units/mg protein

別名:

アルカリホスファターゼ, オルトリン酸-モノエステルホスホヒドロラーゼ(アルカリ性至適)

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
eCl@ss:
42010105
NACRES:
NA.54

製品種目

BioUltra

品質水準

形状

(40% glycerol containing 6 mM Tris, 6 mM MgCl2 and 0.12 mM ZnCl2, pH approximately 7.6)

比活性

≥5,700 DEA units/mg protein

分子量

dimer ~160 kDa

濃度

≥10 mg/mL

輸送温度

wet ice

保管温度

2-8°C

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詳細

ウシの腸管粘膜由来のアルカリホスファターゼはホスホモノエステラーゼであり、ピロホスファターゼでもあります。

アプリケーション

アルカリホスファターゼは、脱リン酸化カゼインなどのタンパク質に用いることができます。アルカリホスファターゼを用いて、DNAまたはRNAの5'-末端を脱リン酸化し、セルフライゲーションを予防することもできます。DNAまたはRNAは、アルカリホスファターゼによる脱リン酸化後に(T4ポリヌクレオチドキナーゼにより)放射性同位元素標識リン酸をタグとして融合することもできます。
ウシの腸管粘膜由来のアルカリホスファターゼは、フッ素化した鎖長が異なる3種類のポリフッ素化アルキルリン酸モノエステルの加水分解動態を測定するための試験に使用されています。 発生的に制御されたisosome C-1及びC-2の発現により、腸内のアルカリホスファターゼの機能変換と組織成熟化が示されることを明らかにするための試験に使用されています。
抗体及びタンパク質接合に対して推奨される高い比活性グレードを有します。

生物化学的/生理学的作用

アルカリホスファターゼは抗炎症効果を有し、リピドAを解毒することによって敗血症性ショックの重症度を低減できることが示されました。
本酵素はアルコール、アミン、ピロリン酸、及びフェノールのリン酸エステルに対して広い特異性を有しています。タンパク質及び核酸を脱リン酸化するために、日常的に使用されます。

物性

ウシの腸管内のアルカリホスファターゼは二量体で、膜由来の糖タンパク質です。少なくとも3つのアイソフォームが存在し、通常は単量体あたり2つのN結合型グリカンと1つ以上のO結合型グリカンを有します。
ウシの腸管内のアルカリホスファターゼは二量体で、膜由来の糖タンパク質です。少なくとも3つのアイソフォームが存在し、通常は単量体あたり2つのN結合型グリカンと1つ以上のO結合型グリカンを有します。2 本酵素は、作用するために亜鉛、並びにマグネシウム又はカルシウムのニ価イオンを必要とします。

単位の定義

1 DEAユニットは、pH 9.8、37°C、1分間に、1 μmolの4-ニトロフェニルリン酸を加水分解する酵素量です(1 グリシンユニットは約3 DEAユニットに相当します)。

物理的形状

6 mM Tris、6 mM MgCl2および0.12 mM ZnCl2を含む40%グリセロール溶液(pH約7.6)

アナリシスノート

容量は、DEA unitに基づいています。

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Resp. Sens. 1

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P0114-BULK:
P0114-50KU:
P0114-10KU:
P0114-VAR:


試験成績書(COA)

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プロトコル

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