G6376

グリセリン 2-ホスファート 二ナトリウム塩 水和物

≤2.4 mol % α-isomer(based on C₃H₇O₆PNa₂ With x H₂O)

• 別名: β-グリセロリン酸 二ナトリウム塩 水和物, BGP
• 化学式: (HOCH₂)₂CHOP(O)(ONa)₂ · xH₂O
• CAS番号: 154804-51-0
• 分子量: 216.04 (anhydrous basis)
• EC Number: 212-464-3
• MDL番号: MFCD00149082
• UNSPSCコード: 12352201
• PubChem Substance ID: 57654215

特性

• 由来生物: synthetic
• 形状: powder
• 不純物: ≤2.4 mol % α-isomer (based on C₃H₇O₆PNa₂ With x H₂O)
• mp: 102-104 °C (lit.)
• 溶解性: water: 100 mg/mL, clear, colorless to very faintly yellow
• SMILES記法: O.[Na+].[Na+].OCC(CO)OP([O-])([O-])=O
• InChI: 1S/C3H9O6P.2Na.H2O/c4-1-3(2-5)9-10(6,7)8;;;/h3-5H,1-2H2,(H2,6,7,8);;;1H2/q;2*+1;/p-2
• InChI Key: ROPZSVKNEIIIDE-UHFFFAOYSA-L

詳細

アプリケーション

β-グリセロリン酸は、キナーゼ反応バッファーに使用される、古典的なセリンスレオニンホスファターゼインヒビターです。BGPは、他のホスファターゼ/プロテアーゼインヒビターと併用して阻害スペクトルを広くするのが一般的です。BGPは有機リン酸供与体として機能し、間葉系幹細胞から骨芽細胞タイプの細胞への分化を目的とした培養培地に使用されます。BGPは、組み換えタンパク質発現の際、ラクトコッカス培養用のM17培地のバッファーとしても使用されます。

組織工学用に設計された天然コラーゲン/キトサンゲルに包埋した、骨髄由来幹細胞の分化を開始します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)