E1406

エンベリン

≥98% (HPLC), powder

• 別名: 2,5-ジヒドロキシ-3-ウンデシル-2,5-シクロヘキサジエン-1,4-ジオン, エンベリン, エンベリン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₂₆O₄
• CAS番号: 550-24-3
• 分子量: 294.39
• EC Number: 208-979-8
• MDL番号: MFCD00016369
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24724473
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 溶解性: DMSO: >10 mg/mL; H₂O: insoluble
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria; parasites
• 作用機序: DNA synthesis | interferes
• SMILES記法: CCCCCCCCCCCC1=C(O)C(=O)C=C(O)C1=O
• InChI: 1S/C17H26O4/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-13-16(20)14(18)12-15(19)17(13)21/h12,18,21H,2-11H2,1H3
• InChI Key: IRSFLDGTOHBADP-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... XIAP(331)

詳細

詳細

天然ベンゾキノン誘導体であるエンベリンは、Embelia ribesという植物から最初に抽出されました。[1]エンベリンは、構造的にユビキノンに類似しています。[2]

アプリケーション

エンベリンは、次の用途で使用されています。

• NF-κB活性化受容体リガンド（RANKL）が誘発する活性化T細胞核内因子（NFATc1）ルシフェラーゼ活性に対するその作用を研究するため。[3]
• パーキンソン病（PD）を媒介する機序におけるその役割を研究するため。[2]
• X連鎖アポトーシス阻害タンパク質（XIAP）活性に対するその作用を分析するために、マウス全胚の処理に使用。′[1]

生物化学的／生理学的作用

XIAP(X染色体連鎖性アポト-シス阻害タンパク質)に対するインヒビタ-で、in vivoでは抗腫瘍剤および抗炎症剤です。

エンベリンは抗酸化性、ミトコンドリア脱共役および抗受精性を誘発します。[2][4]また、抗糖尿病、抗けいれん、抗不安、抗菌活性を有します。[4]エンベリンは、強力な神経保護薬として機能し、脳卒中の補助療法薬としても有益です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H361f
• 注意書き: P201 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Repr. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)