C8754

ピロリン酸チアミン

≥95%, powder

• 別名: アノイリンピロリン酸, コカルボキシラーゼ, チアミンピロホスファートクロリド
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₉ClN₄O₇P₂S
• CAS番号: 154-87-0
• 分子量: 460.77
• Beilstein: 3875902
• EC Number: 205-836-1
• MDL番号: MFCD00038740
• UNSPSCコード: 12352204
• PubChem Substance ID: 24893100
• NACRES: NA.54

特性

• 製品名: ピロリン酸チアミン, ≥95%
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95%
• フォーム: powder
• 溶解性: H₂O: soluble 50 mg/mL, clear to very slightly hazy, colorless
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC1=C(CCOP(OP(O)(O)=O)(O)=O)SC=[N+]1CC2=C(N)N=C(C)N=C2.[Cl-]
• InChI: 1S/C12H18N4O7P2S.ClH/c1-8-11(3-4-22-25(20,21)23-24(17,18)19)26-7-16(8)6-10-5-14-9(2)15-12(10)13;/h5,7H,3-4,6H2,1-2H3,(H4-,13,14,15,17,18,19,20,21);1H
• InChI Key: YXVCLPJQTZXJLH-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

Sigmaのピロリン酸チアミンは、ラット組織から単離されたゴルジ層板の酵素を測定する基質として使用されています。[1]

チアミンピロリン酸塩は以下の用途に用いられています：

• キトサンナノ粒子の調製に[2]
• 高速液体クロマトグラフィー（HPLC）分析で、ビタミンB1およびその誘導体の標準として
• [3]
• 免疫蛍光法に[4]

生物化学的／生理学的作用

チアミンピロリン酸（TPP）は、リブロース-5-リン酸の切断を触媒するトランスケトラーゼの補酵素です。この反応により、D-グリセルアルデヒド-3-リン酸が生成されます。この反応では、リボース-5-リン酸、グリセルアルデヒド、またはグリコールアルデヒドなどのアクセプターアルデヒドを添加する必要があります。TPPは、′アクセプターアルデヒド′の存在下でヒドロキシピルビン酸を脱炭酸できます。[5]

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H317
• 注意書き: P261 - P272 - P280 - P302 + P352 - P333 + P313 - P362 + P364
• 危険有害性の分類: Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)