C3400

カゼイン from bovine milk

powder

• CAS番号: 9000-71-9
• EC Number: 232-555-1
• MDL番号: MFCD00081481
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.61

特性

• 由来生物: bovine milk
• アッセイ: 87-94% protein basis
• 形状: powder
• テクニック: activity assay: suitable; electrophoresis: suitable; immunocytochemistry: suitable
• mp: 280 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: H₂O: insoluble (forms a cloudy suspension)
• UniProtアクセッション番号: P02662; P02663; P02666; P02668
• InChI: 1S/C81H125N22O39P/c1-36(2)31-50(76(132)94-43(15-24-57(87)108)71(127)101-52(34-64(120)121)78(134)98-49(81(137)138)11-7-8-30-82)99-72(128)47(19-28-61(114)115)95-77(133)51(33-63(118)119)100-73(129)48(20-29-62(116)117)97-80(136)65(37(3)104)103-75(131)44(16-25-58(88)109)92-68(124)42(14-23-56(86)107)90-67(123)41(13-22-55(85)106)91-69(125)45(17-26-59(110)111)93-70(126)46(18-27-60(112)113)96-79(135)53(35-142-143(139,140)141)102-74(130)40(12-21-54(84)105)89-66(122)39(83)32-38-9-5-4-6-10-38/h4-6,9-10,36-37,39-53,65,104H,7-8,11-35,82-83H2,1-3H3,(H2,84,105)(H2,85,106)(H2,86,107)(H2,87,108)(H2,88,109)(H,89,122)(H,90,123)(H,91,125)(H,92,124)(H,93,126)(H,94,132)(H,95,133)(H,96,135)(H,97,136)(H,98,134)(H,99,128)(H,100,129)(H,101,127)(H,102,130)(H,103,131)(H,110,111)(H,112,113)(H,114,115)(H,116,117)(H,118,119)(H,120,121)(H,137,138)(H2,139,140,141)
• InChI Key: BECPQYXYKAMYBN-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: bovine ... CSN1S1(282208) , CSN1S2(282209) , CSN2(281099) , CSN3(281728)

詳細

詳細

牛乳由来のカゼインは、リンタンパク質であり、三次元のコロイド状超分子ミセルを形成します。主要カゼインには次の4種類があり、牛乳の総タンパク質の約80%を占めます。α-s1カゼイン、α-s2カゼイン、β-カゼイン、およびκ-カゼイン。カゼインは乳中の主要な保護成分であると考えられています。カゼインは両親媒性タンパク質です。

アプリケーション

牛乳由来のカゼインは、リンタンパク質です。主要カゼインには次の4種類があり、牛乳の総タンパク質の約80%を占めます。α-s1カゼイン、α-s2カゼイン、β-カゼイン、およびκ-カゼイン。カゼインは乳中の主要な保護成分であると考えられています。

牛乳由来のカゼインは、以下の用途に使用されています：

• げっ歯類を用いたin vivoおよびin vitro消化実験における固形食品サンプルとして
• P-407カゼインヒドロゲルの調製およびカゼインへのP407の添加の機械的効果の検討のため
• 海馬ニューロンの単一シナプス小胞のリアルタイム画像検査において、プレインキュベーション溶液中で量子点の光安定性を増加させるためおよび非特異的結合を抑制するため

生物化学的／生理学的作用

カゼインは、食品業界および食品以外の用途で有用です。乳化、発泡、安定化、水結合、ゲル化などの性質を持っています。またカゼインは、熱および酸安定性と考えられています。げっ歯類には欠かせない食物として機能します。

カゼインを胃腸内で部分消化すると、βカゾモルフィンなどの生物活性のあるペプチドが豊富に生成されます。ところが、ウシのカゼインは均一ではなく、A1およびB変異体はβカゾモルフィン7を生成しますが、A2変異体は生成しません。

品質

ビタミンはほとんど含まれていません。

調製ノート

エタノ-ルで抽出した、乳酸沈殿ニュ-ジ-ランド産カゼインです。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)