A6011

アセタゾールアミド

≥99%, powder

• 別名: 5-アセトアミド-1,3,4-チアジアゾール-2-スルホンアミド, N-(5-[アミノスルホニル]-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)アセトアミド, N-(5-スルファモイル-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)アセトアミド
• 実験式（ヒル表記法）: C₄H₆N₄O₃S₂
• CAS番号: 59-66-5
• 分子量: 222.25
• EC Number: 200-440-5
• MDL番号: MFCD00003105
• UNSPSCコード: 12352202
• PubChem Substance ID: 57653866
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic
• アッセイ: ≥99%
• 形状: powder
• pKa: 7.2
• mp: 258-259 °C
• 溶解性: 1 M NH4OH: 50 mg/mL; DMSO: soluble; methanol and ethanol: slightly soluble
• SMILES記法: CC(=O)Nc1nnc(s1)S(N)(=O)=O
• InChI: 1S/C4H6N4O3S2/c1-2(9)6-3-7-8-4(12-3)13(5,10)11/h1H3,(H2,5,10,11)(H,6,7,9)
• InChI Key: BZKPWHYZMXOIDC-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... CA1(759) , CA12(771) , CA14(23632) , CA2(760) , CA3(761) , CA4(762) , CA5A(763) , CA5B(11238) , CA9(768) ; mouse ... Car13(71934) , Car5a(12352) ; rat ... Car2(54231) , Car4(29242)

詳細

アプリケーション

アセタゾールアミドは以下のように用いられています：

• 虚血再かん流障害（49）に対する脂肪性肝臓移植片の保護効果の研究に
• カセット投与および急速平衡透析挿入による、単離されたブタ網膜色素上皮（RPE）メラニンへの結合能力の測定に
• 発達毒性スクリーニングアッセイのための P19C5 幹細胞 in vitro 原腸形成モデルのバリデーションに
• ゼブラフイッシュおよび A375 ヒトメラノーマ細胞において、酵素反応速度、in vitro、in vivo および in silico解析によるメラニン形成阻害効果の研究に

炭酸脱水酵素インヒビタ-です。脳血流を増加させます。

生物化学的／生理学的作用

アセタゾールアミドはスルホンアミド医薬品ファミリーの一つです。炭酸脱水素酵素の阻害活性を持ちます。急速に脳血流量（CBF）を増加させるため、CBF 研究用ツールとして用いられます。アセタゾールアミドはてんかん、緑内障および偽脳腫瘍の治療薬としての作用があります。

水チャネルとの相互作用により膜の水透過性を阻害します。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves