F4381

フロセミド

≥98% (HPLC), powder, NKCC symporter inhibitor

• 別名: 4-クロロ-N-フルフリル-5-スルファモイルアントラニル酸, 5-(アミノスルホニル)-4-クロロ-2-([2-フラニルメチル]アミノ)安息香酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₁₁ClN₂O₅S
• CAS番号: 54-31-9
• 分子量: 330.74
• EC Number: 200-203-6
• MDL番号: MFCD00010549
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24277714
• NACRES: NA.77

特性

• product name: フロセミド,
• 由来生物: synthetic (organic)
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder
• mp: 220 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: acetone: 50 mg/mL, clear to slightly hazy, colorless to yellow
• オーガナイザー: Sanofi Aventis
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: NS(=O)(=O)c1cc(C(O)=O)c(NCc2ccco2)cc1Cl
• InChI: 1S/C12H11ClN2O5S/c13-9-5-10(15-6-7-2-1-3-20-7)8(12(16)17)4-11(9)21(14,18)19/h1-5,15H,6H2,(H,16,17)(H2,14,18,19)
• InChI Key: ZZUFCTLCJUWOSV-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ALB(213) , CYP1A2(1544) , SLC12A1(6557)

詳細

詳細

フロセミドは、聴器毒性のある 強力利尿薬です。

アプリケーション

フロセミドは以下の用途に使用されています。

• マウスの聴覚有毛細胞の生存に及ぼすデキサメタゾン投与のタイミングの影響を調べるために
• ラットへの皮下投与後の頭蓋内圧（ICP）に及ぼす影響を研究するために
• レニン放出およびそれに続く血漿アンギオテンシンII（ANG II）の増加のための刺激剤として

生物化学的／生理学的作用

フロセミドは、ヘンレ係蹄の太い上行脚におけるNa⁺/K⁺/2Cl^-共輸送体を遮断できます。腎内プロスタグランジンの合成を高めることができます。カナマイシンと共に使用すると、動物における聴器毒性が高まります。フロセミドは、心不全患者のチアミン不足に関連しています。

腎血流を増加させることにより腎尿細管の作用に強く影響する、high ceiling利尿薬で、降圧剤です。

腎臓におけるイオン共輸送を阻害します。

特徴および利点

この化合物はSanofi Aventis社が開発しました。その他の製薬会社が開発した化合物および承認薬／薬剤候補のリストをご覧になるには、ここをクリックしてください。

この化合物はADME/Tox研究用の注目商品です。ここをクリックしてその他の主なADME/Tox研究用製品をご覧ください。その他の研究領域で使用される生理活性小分子についての詳細は、こちらをご覧ください：sigma.com/discover-bsm。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302,H360FD
• 注意書き: P202 - P264 - P280 - P301 + P312 - P308 + P313 - P405
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Repr. 1B
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges