A2169

3′-アジド-3′-デオキシチミジン

≥98% (HPLC), powder, reverse transcriptase inhibitor

• 別名: AZT, ZDV, アジドチミジン, ジドブジン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₃N₅O₄
• CAS番号: 30516-87-1
• 分子量: 267.24
• Beilstein: 3595791
• MDL番号: MFCD00006536
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24278143
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: 3′-アジド-3′-デオキシチミジン, ≥98% (HPLC)
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• mp: 113-115 °C (lit.)
• 溶解性: H₂O: 50 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC1=CN([C@H]2C[C@H](N=[N+]=[N-])[C@@H](CO)O2)C(=O)NC1=O
• InChI: 1S/C10H13N5O4/c1-5-3-15(10(18)12-9(5)17)8-2-6(13-14-11)7(4-16)19-8/h3,6-8,16H,2,4H2,1H3,(H,12,17,18)/t6-,7+,8+/m0/s1
• InChI Key: HBOMLICNUCNMMY-XLPZGREQSA-N
• 遺伝子情報: human ... HIVE1(3095) ; mouse ... Slc29a1(63959)

詳細

アプリケーション

3′-アジド-3′-デオキシチミジンは、ウイルスゲノム組み込みを阻害する逆転写酵素阻害剤として[1]、また抗菌剤として抗Salmonella活性を評価するために使用されています。[2]

生物化学的／生理学的作用

HIV-1ウイルスに対して活性を示す逆転写酵素インヒビタ-です。

チミジン類似化合物であるアジドチミジン（AZT）は HIV -1ウィルスに対するリバーストランスクリプターゼ阻害剤です。アジドチミジンはCRISPR介在型相同組み換え修復（HDR）の効率を低下させることが知られています。

特徴および利点

この化合物は、ADME Toxの研究に使用するための製品です。その他の主要なADME Tox製品を見つけるにはここをクリックしてください。他の研究分野向けの生理活性小分子については、sigma.com/discover-bsmをご覧ください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H341,H351
• 注意書き: P201 - P202 - P280 - P308 + P313 - P405 - P501
• 危険有害性の分類: Carc. 2 - Muta. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges