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炭酸ナトリウム

ACS reagent (primary standard), anhydrous, 99.95-100.05% dry basis

• 別名: カルシネド ソーダ, ソーダ灰, 炭酸二ナトリウム塩
• 化学式: Na₂CO₃
• CAS番号: 497-19-8
• 分子量: 105.99
• Beilstein: 4154566
• EC Number: 207-838-8
• MDL番号: MFCD00003494
• UNSPSCコード: 12352302
• eCl@ss: 38020205
• PubChem Substance ID: 24853386
• NACRES: NA.21

特性

• グレード: ACS reagent (primary standard); anhydrous
• アッセイ: 99.95-100.05% dry basis
• フォーム: powder
• 不純物: ≤0.005% silica; ≤0.01% insolubles
• 損失: ≤1.0% loss on heating
• pH: 12 (25 °C, 106 g/L)
• mp: 851 °C (lit.)
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤0.001%; phosphate (PO₄^3-): ≤0.001%; sulfur compounds (as SO₄^2-): ≤0.003%
• 微量陽イオン: Ca: ≤0.02%; Fe: ≤5 ppm; K: ≤0.005%; Mg: ≤0.004%; heavy metals: ≤5 ppm (by ICP-OES)
• SMILES記法: O=C(O[Na])O[Na]
• InChI: 1S/CH2O3.2Na/c2-1(3)4;;/h(H2,2,3,4);;/q;2*+1/p-2
• InChI Key: CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L

詳細

詳細

炭酸ナトリウムは水溶性の弱塩基です。[1] その水溶液は二酸化炭素吸収能を有しています。[2] また、下水汚泥から液体燃料への変換を触媒することができます。[3]

炭酸ナトリウム（ソーダ）は白色の塩です。溶融水酸化ナトリウムまたは塩化ナトリウムの電気分解により合成できます。[4]

アプリケーション

炭酸ナトリウムは以下の研究で使用できます：

• Folin-Ciocalteu法によるブドウを原料としたワイン製品の総ポリフェノール指数の測定。[5]
• ELISA（酵素結合免疫吸着アッセイ）コーティングバッファーの構成。[6]
• IGF-Iキナーゼ受容体活性化アッセイ（KIRA）で使用する抗体コーティングバッファーの調製。[7]

炭酸ナトリウムは酸化グラフェン分散液から電気容量の優れたグラフェンシートを合成する際の還元剤として使用できます。[8]
本化合物は、以下の合成の手順にも使用できます：

• フェニルボロン酸およびハロアレーンのパラジウム触媒クロスカップリング反応によるビアリール。[9]
• 水性溶媒中のアルデヒドとケトンのアルドール縮合によるカルコンおよびアザカルコン。[10]
• 官能化アルキンの銅触媒アリル化によるエニン。[1]

生物化学的／生理学的作用

バッファー成分です。表在性膜タンパク質の除去に使用することができます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable