207799

チオシアン酸カリウム

ACS reagent, 99%

• 別名: カリウムロダニド
• 化学式: KSCN
• CAS番号: 333-20-0
• 分子量: 97.18
• Beilstein: 3594799
• EC Number: 206-370-1
• MDL番号: MFCD00011413
• UNSPSCコード: 12352302
• PubChem Substance ID: 329752022

特性

• グレード: ACS reagent
• 品質水準: 200
• アッセイ: 99%
• 形状: crystalline powder
• 不純物: Iodine consuming substances, passes test; ≤0.005% insol. water
• 色: colorless to white
• pH: 5.3-8.7 (25 °C, 5%)
• mp: 173 °C (lit.)
• 微量陰イオン: chloride (Cl^-): ≤0.005%; sulfate (SO₄^2-): ≤0.005%
• 微量陽イオン: Fe: ≤2 ppm; NH₄⁺: ≤0.003%; Na: ≤0.005%; heavy metals (as Pb): ≤5 ppm
• SMILES記法: [K]SC#N
• InChI: 1S/CHNS.K/c2-1-3;/h3H;/q;+1/p-1
• InChI Key: ZNNZYHKDIALBAK-UHFFFAOYSA-M

詳細

詳細

カリウムチオシアネートは、無機カリウム塩です。カリウムチオシアネート（KSCN）における相転移が、X線回折実験によって研究されています。チオシアネートイオンの配向に関する秩序-無秩序転位が確認されています。 その偏光赤外スペクトルが報告されています。 アジリジンの開環において役割を担っています。その反応は、硫酸化ジルコニアの存在下で行われ、β-アミノチオシアネートを与えます。

アプリケーション

カリウムチオシアネートは、以下の合成に使用できます：

• 3級アミンからのα-アミノニトリル。
• ビニルアジドからの多置換型2-アミノチアゾール。
• o-ブロモベンザミドからのベンズイソチアゾール-3（2H）-オン誘導体。
• ハロゲン化アリールからのジアリールチオエーテル。

カリウムチオシアネート（KSCN）は、超常磁性酸化鉄（SPIO）ナノ粒子の細胞内鉄含量の比色定量に使用できます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302 + H312 + H332,H318,H412
• 注意書き: P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Dam. 1
• 補足的ハザード: EUH032
• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable